日刊 相模経済新聞
最新の相模経済新聞紙面から、厳選した記事をお届け致します。
3月26日 月曜日
[ 相模原市 ]
スーパーアルプスと協定
災害時の生活物資供給
相模原市は3月12日、災害時などにおける救援活動に要する市民の生活必需物資で供給を受ける協定を市内で5店舗を展開する㈱スーパーアルプス(八王子市滝山2-351、松本清社長)と締結した。
布団、毛布などの寝具、大人、子ども用の下着や靴下などの衣類、茶碗やコップなどの食器類、マスクや石鹸などの日用品・雑貨・飲料やレトルト食品などの食糧、包帯、ガーゼなどの医療品、ろうそくや乾電池などの光熱材料約80品目の供給をアルプス社から受ける協定で、市環境経済局経済部の加藤一嘉部長とアルプス総務部の菅野隆幸次長が締結にあたった。
− 3月 20日号掲載記事より−
3月27日 火曜日
[ いやしの湯 ]
待望の営業再開
昨年10月から源泉汲み上げポンプの故障のため休業していた天然温泉施設「いやしの湯」(相模原市緑区青根807‐2)が3月8日、営業を全面再開した。3月31日までドリンクサービスを行っている。
緑に囲まれた天然温泉
奥相模湖近くの深い緑に囲まれた同温泉は、地域住民約230人で構成する青根振興協議会が業務委託しており、地下2310㍍から湧き出す源泉を600㍍の地点からポンプで汲み上げている。
源泉掛け流しで、泉質はカルシウム、ナトリウム、硫酸塩泉。腰痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復などに効能があるとされる。
温泉施設は岩風呂、檜風呂、露天風呂、源泉風呂、スチームサウナ、ドライサウナ、水風呂。2つの浴場を1週間ごとに男女入れ替えている。ほかに無料休憩室、有料の貸し切り休憩室、売店を備える。地元産の新鮮な山菜料理を味わうこともできる。駐車場は100台分。
自然豊かな秘湯の雰囲気が漂う施設で、周囲の景観に癒しの気分を味わいながらゆったりと日帰り入浴を楽しむファンが多い。故障前の2010年度には年間約11万2000人が訪れた。
ポンプの故障は多量の塩分の結晶によるもので、これを取り除くために休業を余儀なくされ、約5カ月をかけて修復した。営業時間は4月〜11月が午前10時から午後9時(12月〜3月は午後8時)。入館は閉館30分前まで。定休日は火曜日で、祝日の場合は翌日。
利用料金は3時間まで大人600円、小学生と障害児者300円。1日利用は大人900円、小学生と障害児者500円。
希望者に200円でタオルを販売する。
いやしの湯がある緑の休暇村にはキャンプ場、宿泊施設、合唱用施設、テニスコートなどもあり、
夏は大勢のキャンプ客でにぎわい、秋には道志川合唱祭が開かれることでも知られる。電話:042‐787‐2215。
− 3月 20日号掲載記事より−
3月28日 水曜日
[ 弥栄高校 ]
29日にアートライブ
CG映像、音楽、ファッションショー、ダンスなどを織り交ぜたオリジナルのマルチメディアアートパフォーマンス「ARTLIVE」で注目を浴びる県立弥栄高校(相模原市中央区弥栄3―1―8)による校外公演が3月29日午後5時30分から杜のホールはしもとで行われる。
昨年は賞総なめ
毎年文化祭で発表している昨年の公演「はらぺこ〜Hungry Forest」は東京ビデオフェスティバル2012で佳作賞、学生CGコンテストで審査員賞、中高ソフトウエアアイディアコンテストで神奈川新聞社賞、デジタルアートグランプリ2011で関東経済産業局長賞を受賞しており、今回はダンス部、合唱部、第3期卒業生によるカムイミンタラ「ユーカラ」などのあとの本番で「LiFE BOOK」をタイトルに披露する。
「LiFE BOOK」は「なにげなく『死にたい』」を口癖にする高校生の言葉と、「『兵士の戦争宣言』で語られる絶望の言葉に満ちた『死にたい』という言葉のギャップを埋めるように神話、事実、ニュース、身近に起きた出来事をコラージュした不思議な世界に連れていく本が、謎の少女から渡される高校生の物語」で、生徒70人以上が出演して披露する。入場無料。
− 3月 20日号掲載記事より−
3月29日 木曜日
[ 相模原市 ]
4大学と連携協定
「アートラボ はしもと」で
相模原市は4月1日、「アートラボはしもと」を日本金属工業跡地の緑区大山町1番43号に開設、これに伴う連携事業の展開で3月9日、加山俊夫市長と女子美術大、桜美林大、多摩美術大、東京造形大の4大学学長らと協定を締結した。
同ラボ開設を巡っては、昨年4月に金工から用地の寄付を受け、この一部980,56平方㍍を民間駐車場として貸し付け、同跡地にマンションを建設する三菱地所レジデンス㈱から10月、建物(マンション販売センター)の寄付を受け、同建物をラボにするためバリアフリー対応や展示設備の改修工事を行い、3月末までに完了する。
敷地2679,82平方㍍に設けられる同ラボは2階建てで、1階が961,92平方㍍、2階が810,72平方㍍。開設にあわせて文化振興課の出先機関として学芸員、美術専門員を配置する。
また、美術系4大学との連携では先進的・実験的な事業を展開し、アートによる啓発、人材育成、地域活性化などの事業を展開するが、自治体と大学によるこうした取り組みは全国的にも珍しいとされ、これに伴い市と4大学は4月に事業推進協議会を設ける一方、企業や商店街、市民団体、関連団体などと事業協力会議も設置し、そのうえで5月にオープニングイベントを行う。
− 3月 20日号掲載記事より−
3月30日 金曜日
[ 焼肉牛苦 ]
4月7、8日 3周年謝恩イベント
県立相模原高校近くの住宅街に09年4月にオープンした「焼肉DINIG年若」(相模原市中央区横山2−10−8、坂問由布子店長)が4月7日、8日の2日間、開店2周年記念の謝恩プレゼントを行う。
同店は内外装とも和風の店構えで店内にジャズ音楽を流すなど、韓国風を強調する競合店とはひと味違う工夫を凝らしている。
その一方、料理には韓国生まれのシェフが熟練の腕を振るっており、坂間店長を始めとする若い店員たちの元気な接客、こだわりの肉と80種類以上の多彩なメニューで開業早々から人気店となり、リピーターを獲得している。
ネギタン塩(925円)、トッポギ(610円)、豚トロ(715円)などが人気を集めており、女性客やファミリー客も多く、消費者の投票で選ばれる2011年度相模原お店大賞を受賞した。 投票用紙には「お肉はもちろんサイドメニューも豊富でとてもおいしい」「綺麗な店内とジャズが流れるアットホームで賑やかなお店」「とても居心地がいい」といった声が添えられていた。
カルビも賞品!
3周年記念イベントは、「ゲーム感覚も交えて日ごろのご愛顧に感謝の気持ちを表したい」(坂間店長)というのが趣旨。来店客に1組1回限りのくじを引いてもらい、当たったメニューをプレゼントする。
賞品は人気の上カルビ、ネギタン塩、ネギハラミ、ロース、サンチュ、キムチ盛り合わせのほか、キャベツサラダ、肉の佃煮、のり のうちどれか一品となっている。
同店は3周年を機に宴会や2時間5000円のコース料理と飲み放題にも力を入れる考えで、同店長は「お店犬賞受賞を励みに一層親しまれる店にしていきます」と元気いっぱいに話している。
℡042−750−0589
− 3月 30日号掲載記事より−
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