日刊 相模経済新聞
最新の相模経済新聞紙面から、厳選した記事をお届け致します。
5月21日 月曜日
[ 相模原市立博物館 ]
金冠日食 相模原でも173年ぶり観測可
5月21日に九州地方南部から関東地方の太平洋側で見られるとされる金環日食が相模原市でも173年ぶりに観測できるとされ、天体ファンはもとより市民の間で話題になっている。
JAXAと連携 ネットで「ライブ配信」
この日は、相模原市立博物館が宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所と連携して博物館に設けられた太陽望遠鏡と天体望遠鏡でとらえた光源をインターネットでライブ配信する手順になっている。配信予定時刻は午前6時15分から9時5分までで、天候次第で配信を調整する。
5月21日 午前6時15分 〜 9時 5分
国立天文台暦計算室によると、食の始めが6時18分49秒、金環日食の始めが7時31分33秒、食の最大が7時34分02秒、金環日食の終わりが7時36分32秒、食の終わりが9時01分52秒の予定。
ただし、観察場所によって数秒から10数秒の違いが生じるので、詳細は国立天文台暦計算室のホームページで計算できるという。
配信するJAXAチャンネルはhttp://www.ustream.tv/user/jaxasgm、市立博物館のsagapon tvがhttp://www.ustream.tv/user/sagapon
− 5月 20日号掲載記事より−
5月22日 火曜日
[ 小田急電鉄と小田急リゾーツ ]
ウェディング記念フォトプラン
ロマンスカー・SEと一緒に記念撮影
小田急電鉄㈱(東京都渋谷区、山本利満社長)と小田急ホテルセンチュリー相模大野運営の㈱小田急リゾーツ(相模原市、内村紳社長)は5月9日からロマンスカー・SEと一緒に結婚式の前撮りや結婚記念日の思い出に写真を撮るフォトプランの受けつけを始めた。
同ホテルの開業15周年を記念した新プランで、ロマンスカー・SEは1957年の就役から55年が経ち、普段は一般に公開されず海老名車庫基地で保存しているもので、撮影するカップルは同ホテルで美容・着付けを行ったあと同基地に足を運んで撮影に臨む。
また、撮影にあたるのは5月30日から2013年3月23日までの期間で平日のみ1日1組限定になり、撮影に要する時間は3時間程度。このため事前打ち合わせも3時間程度要するため、申し込みは撮影希望日の3週間前までに電話 042—767—1112、メール century-wedding@odakyu-hotel.co.jpで 受け付ける。
ちなみに、料金は男性がタキシード、女性がウェディングドレスの洋装プランで税込み15万円。男性がモーニング、女性が色留袖の和装プランが同10万円で、美容着付け、 介添え、6切2カットの写真代が含まれる。
− 5月 20日号掲載記事より−
5月23日 水曜日
[ 光が丘エコタウン ]
県が宅地開発業者を募集
プロポーザルで
太陽光発電など再生可能エネルギーの導入による「かながわスマートエネルギー構想」を推進する県は、エコ住宅を核にした街全体でCO2削減に取り組む初のモデル事業として、相模原市中央区光が丘2丁目の県企業庁所有地に「ソーラーパネル輝く光が丘エコタウン創造事業」計画を立て、プロポーザル方式で宅地の開発業者を募集する(一部既報)。
旧県立相模原工業技術高等学校跡地のうち水道営業所分を除く3万4869平方㍍を利用するもので、県道507号(村富)線沿いの第二種住居地域と、その奥の第一種低層住居専用地域に分かれ、土地の最低売却価格は21億2878万円。県内に本・支店を持つ企業または共同企業連合体が応募できる。
住宅性能の審査基準は、①各戸の太陽光発電設備とLED照明 ②ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)によるエネルギーの「見える化」 ③電気自動車充電用外部コンセント ④ロングライフ住宅の認定 ⑤CASBEEによる環境性能の評価が必須で、家庭用燃料電池や蓄電池は任意提案となる。
また、環境への配慮とともに、「誰もが住みたい」魅力的な街づくりを重視。電線の地中化、緑地帯などに加え、公園、集会所の設計や防犯対策など、総合的な提案が期待される。
現在は参加募集要項の配布が終わった段階で、7月の応募申し込み後、8月に各開発業者からの事業提案書類や買い取り希望価格書をもとに審査、ヒアリングも加えて業者を決定し、10月には売買契約する予定。
早ければ来年以降にも造成が始まるが、大規模開発で先進的な取り組みだけに、今後の展開が注目される。
− 5月 20日号掲載記事より−
5月24日 木曜日
[ べーぐるしょっぷ 米来 ]
地場の産物素材に
食パン、ベーグル好評
5月6日に設立2周年を迎えた㈱LOV(坂元智香代表取締役)が昨年11月に相模原市中央区星が丘2‐13‐3 に出店した「べーぐるしょっぷ米来」(同店長)の販売が好調だ。
同社はベーグルの通信・移動販売を主な業務にして同市中央区下北沢で旗揚げし、星が丘店の開設にあわせ、製造・販売拠点を全面移転した。
地元産の米粉と野菜を使ったおむすび型のベーグルが看板商品だが、食パンのファンも増えており、近隣だけでなく町田や橋本などから日替わりの食パンを求めに足を運ぶ女性も少なくないという。「ベーグル、食パン、焼き菓子すべてについて卵、牛乳、油を使わず、素材の味を生かした手づくり品ばかり」と坂元店長は自信の表情。
多くの種類を揃えているベーグルのうち、もちもちふわふわのプレーンなベーグルに固定客が多く、相模原産のトマトを使ったバジルトマト、栄養価の高い小松菜を使った小松菜アーモンドも人気が高い。 このほか、和風のおから味噌、小麦胚芽のくるみチェダー、などがあり、白ごまレザンベーグルといった新商品も続々ラインアップしている。価格は1個170円から。
食パンは定番のプレーンタイプ(一斤300円)のほか日替わりでかぼちゃ、きなこレーズン、黒ごま(いずれも一斤350円)などを用意している。
毎月2・9・29日には500円以上の買い物客にベーグルプレゼントも実施している。「小麦粉アレルギーの子どもが多くなっているので、小麦粉を全く使わない商品も開発中」(坂元さん)という。
さがみはらの銘菓・名産品として、市産業振興財団のホームページでも紹介されている。営業時間は午前10時から午後7時。水曜・日曜定休。
電話:042‐719‐1722。
− 5月 20日号掲載記事より−
5月25日 金曜日
[ ビジネスマナー研究所 ]
仕事直結の接客法伝授
実用的なビジネスマナーの研修を業務にしている、ビジネスマナー研究所(相模原市中央区清新2-5-21、有馬幸三代表)は今、受講者を募集している。
有馬代表は慶大卒業後日本アイビーエムに勤務し、経営・営業コンサルティングやビジネスマナー・新入社員研修などに携わり、退社後の04年にビジネスマナー研修に特化した会社を設立。企業や高校での実績を多数積み上げている。
研修項目には「ビジネスマナーはなぜ必要か」をテーマにした講義から、挨拶、表情、立ち居振る舞い、敬語とビジネス用語、電話応対、食事・酒席のマナー、客先訪問・来客対応などのメニューを用意している。
ロールプレイなど活用
ロールプレイなども含めて概ね7時間ほどの内容。「細目についてはお客様の必要に応じてプログラムを組み立てている」と有馬代表。原則として研修会場は発注者に用意してもらう。基本料金は30人〜40人の研修で1日10万円だが、人数や研修時間と内容をもとに事前に調整する。
有馬氏は「社員のマナーが社内の雰囲気や外部からの評価、ひいては売り上げに直結する例をいくつも見てきた。競争激化と国際化の時代にあって、ビジネスマナーはこれからますます重要になる」と、研修を通じたマナー修得の必要性を強調している。
電話:042-758-8462。
− 5月 20日号掲載記事より−
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