日刊 相模経済新聞
最新の相模経済新聞紙面から、厳選した記事をお届け致します。
6月25日 月曜日
[ イージーソフト eKeihi ]
新バージョン販売開始
イージーソフト㈱(相模原市中央区共和4-1-4、山本覇利努社長)は6月1日、同社の主力パッケージ製品の「eKeihi
(イーケイヒ)」旅費・経費清算システムの新バージョン「Ver.7」の販売を始めた。
「eKeihi」は2001年に初版を販売してから12年を迎えるコストパフォーマンスの経費特化型ワークフローシステムで、これまでに約490社/12万5000ユーザーの導入実績を積み上げてきた。
新バージョンでは全ての機能をWebインターフェース化、Webプラウザから利用出来るようにし、支払い確定や各種データ出力機能(FBデータ、仕訳データ、伝票データ)はもとより、管理系帳票やマスターデータのExcel取り込み・出力のWeb実装でクラウド環境等の利用もでき、柔軟な対応を可能にした。
ペーパーレス化機能も
このほか、ICカード読み込み機能や電子承認機能の強化などもはかり、有償オプションで税務調整などを目的とした清算書や領収証書など紙媒体での管理、保存が不要となるペーパーレス化で環境経営をサポートする電子帳簿完全対応の機能も付加した。
販売価格はソフト本体が税込み63万円、50ユーザーライセンスが5万2500円でオプションは別途になる。なお、旧バージョンからのアップグレード版は31万5000円(税込み)で、後日の提供になるという。
URLは http://www.ezsoft.co.jp/
− 6月 20日号掲載記事より−
6月26日 火曜日
[ 大丸製作所 ]
極厚バーベキュー鉄板が好調
板金加工を手掛ける㈱大丸製作所(相模原市中央区田名3314-5、杉田豊範社長)が製造販売する「極厚バーベキュー鉄板」が好調だ。
6月に累計販売1000枚突破
6月上旬には累計販売1000枚を突破、全国から購入者を増やしているという。同社ではこれを機に、今後は市内飲食店などへの販路拡大を計画、経営の柱となる事業に育成する。
同板はこれまで、板金で培ってきた加工技術を応用し、市販品の約3倍という極厚を商品化したもの。同社初の自社ブランド品として、消費者に直接売る「B to C」市場をターゲットに展開している。
杉田社長は「鉄板が厚いと保温時間が長い。熱が素材の中まで浸透し、うまみを逃がさない」と説明。2年前には商品専用のホームページを開設し、品ぞろえも増やした。
価格は縦80cm、横40cmの「平形タイプ」で約1万円。市販されている他社製と比べると、かなりの割高というが、4月は前年比3割増の販売枚数となった。東日本大震災以降、個人消費が本格回復しないなか、「消費者は自動車の購入や海外旅行など大金を使うのを控える分、身近なレジャーにお金をかけ、おのずと鉄板も購入するのでは」と見ている。
同社は建設機械など向けの部品加工が主力。ただ、国内市場では円高などにより、取引先となる大手企業は生産の海外シフト化を加速しており、地域企業は受注減などが続いている。
同社では経営基盤を安定させる新たな事業の一つとして、今後は鉄板の製造販売を強化。個人客だけでなく、市内の焼肉店や洋食店、キャンプ場などにも販路を広げるという。
問い合わせは 電話:042-761-6113
− 6月 20日号掲載記事より−
6月27日 水曜日
[ 三井生命 相模原営業部 ]
料理イベント好調
三井生命保険㈱相模原営業部(中央区相模原5-3-3-4F、林俊孝営業部長)が、東京ガスライフバル相模原(中央区相模原5-1-7、芝田晃社長)の協力を得て今年4月から始めた月1回の「クッキング×保険セミナー」のイベントが好調だ。
東京ガスのキッチン利用
三井生命の顧客や取引先を中心に1回あたり10人前後が参加し、ピピットコンロやオーブンなど最新設備が揃う東京ガス1階の「キッチンランド相模原」で、専任講師の指導のもと無料の料理教室と試食会を行い、保険のミニ講座を開くもの。
メニューはキッシュや手づくりパンなど、中級以上の本格的なものが多く、参加者の多くは20代後半から40代の女性。
参加者は通常1500〜3000円程度する料理教室が無料で受けられるだけでなく、終了後、会場から徒歩1分の三井生命オフィスで詳しい説明を受けたり、アンケートに答えると車代も出るとあって人気。6月7日の「夏野菜のパニーニ×やさしい年金講座」も盛況で、参加した中央区の女性は「手ごねパンは初めてで大変だったが、きれいなキッチンで(の調理は)楽しい」と笑顔を見せ、この日参加した9人全員が三井生命オフィスでの説明会にも参加した。
東京ガスは年間を通じて独自の料理教室を開いているが、今回の企画は三井生命の顧客網を活かして新規の層に接触できるのが魅力で、「ショールームに足を運んでもらう貴重な機会」とし、三井生命は女性に関心の高いクッキングと抱き合わせて同社商品をPRし、フォローを通じて契約を目指す。
− 6月 20日号掲載記事より−
6月28日 木曜日
[ 小田急グループ ]
箱根夏の想い出イベント
小田急グループは7月1日から9月30日まで「小田急箱根夏の想い出キャンペーン」を行う。
クーポン券で77施設優待
同期間中に箱根フリーパスや小田急・箱根湯本までのロマンスカー特急券、箱根エリアまでの小田急箱根高速バス乗車券などを購入した人に特典満載のクーポンブックをプレゼント、同ブックを持って箱根を訪れると付属のクーポン券で美術館や土産店など77施設で優待が受けられる一方、9月3日はオープン1周年を迎える川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムとタイアップした「小田急箱根スタンプラリー」に参加でき、箱根エリア内7カ所に設けられた「ドラえもん」「パーマン2号」など6種類のスタンプのうち4種類をスタンプページに集め、簡単なアンケートに記入すると、もれなく特製クリアファイル2枚組をプレゼントするという。スタンプポイントは次のとおり。
①箱根登山鉄道箱根湯本駅 ②同強羅駅 ③箱根ロープウェイ大涌谷駅 ④箱根登山バス桃源台駅切符売り場前 ⑤御殿場プレミアム・アウトレットWESインフォメーションセンター ⑥箱根海賊船箱根町港乗り場 ⑦元箱根港乗り場。
− 6月 20日号掲載記事より−
6月29日 金曜日
[ とぴっくとーく ]
桜美林大学第4代学長に就任した 三谷高康氏
優秀な人材育成に尽力
——桜美林の教育は。
「大学に通ったら、通っただけのものを修得する必要があると思いますので、本学では社会で力を発揮できる優秀な人材を育てるため、質の高い教育と学びの環境作りに尽力しています。また、早期卒業制度の導入や成績優秀者の表彰など、努力した学生に報いる仕組みも整えていますが、各期末の成績も試験やレポートの結果だけでなく、意欲や努力も含めてきちんと評価する取り組みをしています」
——留学生受入れにも積極的ですね。
「淵野辺駅前に国際寮も備え、世界各国の留学生を受け入れています。留学生はチャレンジ精神を持ち、勉学への姿勢が意欲的ですので、共に学ぶ本学の学生にも良い刺激になっています」
——地域について。
「大学の役割は教育、研究、地域貢献と思います。本学は町田や相模原などの地域なくしては存在しません。国際寮でも、留学生が小学校を訪問する異文化交流プログラムに取り組んでいますが、留学生自身にも大学以外の日本社会を知る良い機会になっています」
——保護者連携は。
「本学キャンパスの他、全国30か所で保護者懇談会を開き、大学の現状や学生の取り組み、保護者の関心の高い就職活動の様子などについて、私も含め教職員が出向いて説明しています。人は直接会って話すのが一番大事ですから、ホームページは情報提供の補助と考えています」
——大学の姿勢をお聞かせください。
「教育は知育、体育、徳育といいます。きちんとした教養はもちろんですが、キリスト教精神に基づいた人間性や公共道徳性を身に付け、社会をより良くする人材を育てるのが本学の使命と思います」
− 6月 20日号掲載記事より−
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