製造業・中小企業
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相模原市は6月27日、新製品・新技術開発や新分野進出を支援する「中小企業研究開発補助金」の採択テーマを決定。新政があった11件のうち、5件を採択した。 一般枠の採択企業は、 ▽クライムエヌシーデー(南区下溝)=プレス金型の成形不良を監視できる動的探知システムの開発 ▽エナメディカル(中央区淵野辺
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日本政策金融公庫厚木支店(厚木市中町)はこのほど、農産物加工の鈴木農園(南足柄市千津島)の韓国法人に「スタンドバイ・クレジット制度」を適用した。同制度は、中小企業・小規模事業者が海外現地法人と事業活動を行うために必要な現地通貨建ての資金調達を支援するもの。韓国法人への制度適用は今年度全国初、県内企
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自動車の技術展示会「人とくるまのテクノロジー展2016」が5月25日から3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された。自動運転や燃費効率の改善、燃料電池車などに関連する技術や製品の最新情報が集い、関係者が商談や交流を図った。 (芹澤 康成/2016年6月10日号掲載) 今回は、部品や材料、制
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映像系セキュリティ機器の「キャロットシステムズ」(相模原市緑区西橋本)は、開発中の「落書き検知・警告カメラ」の試作機を完成させた。イメージの悪化につながる落書きの未然防止をコンセプトに、「美観保全ワンストップサービス」を展開する方針だ。 同システムは、監視カメラが撮影した画像を無線通信で検知装置
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さがみはら産業創造センター(SIC、相模原市南区西橋本)は、職場のリーダーを養成する「第10期SIC職場リーダー養成塾」の塾生を募集している。山本満塾長(SIC専務)を筆頭に、大学教員らが講師を務める。 同センターでは職場リーダーの役割を「部下やメンバー特性を知り、潜在的に持つ力を見出して最大限
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日本発明振興協会が主催する「第41回発明大賞」(後援・文科省、経産省)で、相模原市内の製造業2社が受賞した。いずれも初受賞で、発明により産業の発展や国民生活の向上への貢献が認められた。 発明功労賞を受賞した「高速溶接技術を搭載したテーブルスポット溶接機」は、向洋技研(同区田名)が開発した。大電流
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神奈川県工業協会の相模原支部会(支部長・村山忠雄マーク電子会長)はこのほど、工場施設見学会を開いた。マーク電子(相模原市緑区橋本台)を訪れ、新設の「研究開発施設」や医療機器組み立てラインなどを視察した。 見学会は、新分野へ進出した企業の意見や施設を視察し、会員各社が経営改革の方策を考えることが目
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愛和建設(相模原市中央区水郷田名)が手掛けるエアコン1台で住宅の空調を管理する「MaHAt(マッハ)システム」が好評を呼び、販売数を伸ばしている。 同システムは、戸建て住宅の天井裏にエアコンを備えた空調室を配置し、住宅のすべての部屋とダクトでつないで空気を送る仕組み。冷暖房や換気、空気浄化、加湿
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東洋羽毛工業(相模原市中央区淵野辺)は2月4日からの2日間、中学生を対象とした職場体験を実施した。市立大野北中2年生の白井紗菜さんが参加し、青木博昭工場長から会社の歴史や羽毛布団の説明を受けた。 本社に隣接する工場では、縫製や品質管理などを見学。縦100センチ、横70センチの縫い合わせた生地に羽
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中国の自動車メーカー「長城汽車」は1月、横浜市港北区に日本法人「長城日本技研」を設立したと発表した。高品質な日本製部品を仕入れ、技術力の向上と国際競争力を高める狙い。 同社は、乗用車やSUV(スポーツ用多目的車)などを製造。中国でのSUV需要の拡大を皮切りに、中東など海外への輸出を強化する。