製造業・中小企業
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地層科学研究所(大和市上和田)はこのほど、地質などの地盤情報を一元化し、迅速に自然現象を予測するソフト「Geo‐Graphia(ジオグラフィア)」を開発した。 同社によると、こうしたソフトは業界では初めてという。2014年4月発売予定で、初年度は1200万円の販売を計画する。 地下工事におけ
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相模原市に製造拠点を持つ日本板硝子はこのほど、同社製の超大型複層ガラスが先月15日より運行を始めた九州旅客鉄道(JR九州)の豪華寝台列車「クルーズトレインななつ星in九州」の最前列客車と最後尾客車に採用されたと発表した。 縦150センチ×横230センチメートルの大きさで、鉄道車両用複層ガラスとし
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住宅向けクロス工事などを手掛けるタバタ室内装飾(相模原市中央区田名)は、床暖房の製造販売事業に参入する。 100%出資の新会社「S・T・CREW」(エス・ティー・クルー)を設立。同社を通じて、自社ブランドによる電気式床暖房システムを住宅や建材メーカーに提案していく。 初年度の売上高は1億円を計
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日本アジアグループ(東京都千代田区)傘下で再生可能エネルギー発電施設の開発・運営を手掛けるJAG国際エナジー(同)は、大井町に県内最大級のメガソーラーを建設すると発表した。 同町篠窪の小松製作所の試験場跡地に予定。来年2月に着工し、2015年3月の完成を目指す。 「足柄大井ソーラーウェイ」の設
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相模原市中央区田名にある三菱重工業の汎用機・特車事業本部と東京ガスは、発電出力1000キロワットのガスコジェネレーション(熱電併給)システムを共同開発した。同クラスで最高水準の発電効率を達成。部品の摩耗速度を低下させたことで、メンテナンスの周期も延長した。両社は、同システムを再開発物件などの業務用
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クライムエヌシーデー(相模原市南区下溝)は、白黒のまだら模様が特徴的な日本最大のチョウ、オオゴマダラのアルミ製オブジェを製作した=写真。 縦100×横135㍉㍍。ほぼ原寸大に近づけて設計したという。最薄部わずか0・1㍉㍍。 製作には、同社が得意とする「同時5軸加工」の技術などを駆使。羽の模様ま
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工業用銘版などを手掛ける笠原特殊印刷(相模原市南大野台)は、多品種少量に対応する「小ロット印刷事業」を本格化させている。 原稿作成から加工まで一貫できる社内体制を構築。これにより、小ロット製品の受注でも素早く対応できるようになった。 同社の笠原謙司社長は「他社との差別化を図るため、社内一貫生産
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相模原市内に主力製造拠点を持つ東プレはこのほど、タイに自動車用プレス部品の生産拠点を設けると発表した。 約60億円を投じて同国内に工場用地を取得のうえ、建屋を新設。15年4月に稼働させ、18年3月期で年間50億円の売り上げを目指すという。 東プレは10年12月にタイのバンコクに全額出資の自動車
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産業用のコンピューターと制御ソフトのマイクロキャッツ(相模原市中央区中央)はこのほど、工場内の生産管理を行うシステムパソコンを開発した。 制御システムが組み込まれているパソコンとディスプレイが一体となり省配線も実現。ランケーブル1本で、工場内の機器の電源のオンオフからスピードまでコントロールでき
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プロテック(相模原市南区麻溝台)は、医療用チューブである「カテーテル」の特性を評価・測定する装置の開発に乗り出した。 装置にはモーター内蔵のトルクセンサーを搭載。カテーテルを入れて、捻った状態での強さなどを測定する。装置内部は人間の体内と同じような環境に近づけるため、温風層で温度を調節できる。