製造業・中小企業
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三瓶自動車整備工場(相模原市中央区小町通)など、市内の中小企業10社は、航続距離を延ばした電気自動車(EV)を実用化する。EVの駆動用モーターとは別に、車内に小型発電機を搭載。バッテリーの残量が少なくなると、発電機で電力を供給する仕組み。昨年の試験走行でシステムの有効性を確認。今年度中に公道走行に
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相模原市中央区田名にある三菱重工業の汎用機・特車事業本部は、プロパンガス(液化石油ガス、LPG)を燃料とする小型発電機を開発した。家庭用オーブンレンジ2台分のポータブルサイズながら、最大出力2・2キロボルトアンペア(kVA)までの電気製品を約10時間使用できる。災害時のBCP(事業継続計画)を進め
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中村電機(相模原市南区大野台)は廃材となった電線を利用した女性向けのアクセサリーを製作した。 制御盤などの生産時に、余って廃材となる電線を、手作業で編んでブレスレットやリボンなどに仕上げたアイデア商品だ。いずれもカラフルなものに仕上がっている。 都内で開かれた「東京国際航空宇宙産業展2013」
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航空・宇宙産業への参入を目指している相模原の市内企業12社が、東京ビッグサイトで10月2~4日まで開催された「東京国際航空宇宙産業展2013」に共同出展した。地域の中小企業にとっては、景気回復の実感が乏しいなか、得意技術を同分野にも広げられないか出展。金属加工などの独自技術をアピールしていた。(千
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県は2日、神奈川が誇る中小企業のオンリーワン技術を決める「工業技術開発大賞」で、向洋技研(相模原市中央区田名)が開発した高速溶接技術を大賞に選出したと発表した。ビジネス賞には、リガルジョイント(同市南区大野台)が開発した「小型冷却器」などが選ばれた。応募63件中、計7社の製品・技術を決定。このうち
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宅配向けの冷凍食品のニッコー(大和市代官)が熊本県八代市に建設していた「八代工場」がこのほど竣工、今月から一部稼働する。 本格稼働は来年初めの予定。同社としては大和本社工場以外では初の地方工場となる。 新工場では、本社工場で手掛けているギョーザ、コロッケ、グラタンのほか、「まったく新しい冷凍食
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県はこのほど、域内産業の維持・発展を目指した産業集積支援制度「インベスト神奈川2ndステップ+(プラス)」の対象として、科学技術研究用実験装置設計・製作のトヤマ(座間市)と、ハム・ソーセージ製造の鎌倉ハム富岡商会(鎌倉市)の2社を認定したと発表した。 トヤマが山北町で予定する本社、工場、研究所の
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非鉄金属リサイクル業の協同商店(相模原市中央区南橋本)は、市内に新拠点を建設することを明らかにした。中央区清新8丁目に用地を取得。新たに「清新事業所」として、リサイクル原料の選別や原料の保管などを行っていく。2020年の東京五輪開催が決まったことを受け、建設工事の増加に伴い、リサイクル原料の需要も
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中小企業による国内最大級の総合展示会「産業交流展2013」(主催・東京都)が10月30日~11月1日までの3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。 今回で16回目。首都圏に本社や事業所を置く中小企業の優れた技術、製品が一堂に展示される。事務局によると、3日間で5万人の来場者を見込んで
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大谷技研(厚木市下荻野)は、市販の3Dプリンターを使って、液晶パネルの搬送用部品を製作した。電機メーカー向けに量産していく。すでに200個を納入している。同社では、中小企業でも導入しやすい市販の3Dプリンターを活用したモノづくりを模索しており、今回はその第一弾となる。また、所属する「厚木ものづくり