製造業・中小企業
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県は2日、神奈川が誇る中小企業のオンリーワン技術を決める「工業技術開発大賞」で、向洋技研(相模原市中央区田名)が開発した高速溶接技術を大賞に選出したと発表した。ビジネス賞には、リガルジョイント(同市南区大野台)が開発した「小型冷却器」などが選ばれた。応募63件中、計7社の製品・技術を決定。このうち
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宅配向けの冷凍食品のニッコー(大和市代官)が熊本県八代市に建設していた「八代工場」がこのほど竣工、今月から一部稼働する。 本格稼働は来年初めの予定。同社としては大和本社工場以外では初の地方工場となる。 新工場では、本社工場で手掛けているギョーザ、コロッケ、グラタンのほか、「まったく新しい冷凍食
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県はこのほど、域内産業の維持・発展を目指した産業集積支援制度「インベスト神奈川2ndステップ+(プラス)」の対象として、科学技術研究用実験装置設計・製作のトヤマ(座間市)と、ハム・ソーセージ製造の鎌倉ハム富岡商会(鎌倉市)の2社を認定したと発表した。 トヤマが山北町で予定する本社、工場、研究所の
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非鉄金属リサイクル業の協同商店(相模原市中央区南橋本)は、市内に新拠点を建設することを明らかにした。中央区清新8丁目に用地を取得。新たに「清新事業所」として、リサイクル原料の選別や原料の保管などを行っていく。2020年の東京五輪開催が決まったことを受け、建設工事の増加に伴い、リサイクル原料の需要も
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中小企業による国内最大級の総合展示会「産業交流展2013」(主催・東京都)が10月30日~11月1日までの3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。 今回で16回目。首都圏に本社や事業所を置く中小企業の優れた技術、製品が一堂に展示される。事務局によると、3日間で5万人の来場者を見込んで
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大谷技研(厚木市下荻野)は、市販の3Dプリンターを使って、液晶パネルの搬送用部品を製作した。電機メーカー向けに量産していく。すでに200個を納入している。同社では、中小企業でも導入しやすい市販の3Dプリンターを活用したモノづくりを模索しており、今回はその第一弾となる。また、所属する「厚木ものづくり
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建築物の被覆施工などを手掛けるエコ・24(本社・東京)は国内唯一のアスベスト(石綿)に固化剤を吹き付けて、無公害化する独自工法「CAS工法」事業を本格展開する。 同工法による無公害化工事は神奈川県内でもメルパルク(横浜市)などで施工済みで、今後、相模原市や大和市など県央地区での施工に攻勢をかける
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リガルジョイントの家庭用燃料電池システム(エネファーム)用の高温ガス冷却器(熱交換器)が、「かながわ産業Navi大賞2013」フロンティア部門・優秀賞に選ばれた。 同製品はエネファームに組み込むステンレス製の管。内部を二重構造にし、内側の断面を「クローバー」のような形状にした。この形状で熱の伝達
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航空宇宙産業への参入を目指している相模原の市内企業12社が、東京ビッグサイトで10月2~4日まで開かれる「東京国際航空宇宙産業展2013」に出展する。相模原市産業振興財団が設ける「相模原ブース」内に共同出展。金属加工などの技術力をアピールして販路拡大につなげる。(千葉 龍太) 同展示会は計250
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三菱重工業は、約110億円を投じ、自動車用ターボチャージャー(過給器)の生産能力を増強する。タイなどの海外生産拠点に設備投資し、2015年までに年間生産能力を現在の1・5倍にあたる890万台に引き上げる。 燃費規制強化の広がりを背景に、ターボチャージャーの需要が世界的に急増すると判断したという。