製造業・中小企業
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建築物の被覆施工などを手掛けるエコ・24(本社・東京)は国内唯一のアスベスト(石綿)に固化剤を吹き付けて、無公害化する独自工法「CAS工法」事業を本格展開する。 同工法による無公害化工事は神奈川県内でもメルパルク(横浜市)などで施工済みで、今後、相模原市や大和市など県央地区での施工に攻勢をかける
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リガルジョイントの家庭用燃料電池システム(エネファーム)用の高温ガス冷却器(熱交換器)が、「かながわ産業Navi大賞2013」フロンティア部門・優秀賞に選ばれた。 同製品はエネファームに組み込むステンレス製の管。内部を二重構造にし、内側の断面を「クローバー」のような形状にした。この形状で熱の伝達
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航空宇宙産業への参入を目指している相模原の市内企業12社が、東京ビッグサイトで10月2~4日まで開かれる「東京国際航空宇宙産業展2013」に出展する。相模原市産業振興財団が設ける「相模原ブース」内に共同出展。金属加工などの技術力をアピールして販路拡大につなげる。(千葉 龍太) 同展示会は計250
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三菱重工業は、約110億円を投じ、自動車用ターボチャージャー(過給器)の生産能力を増強する。タイなどの海外生産拠点に設備投資し、2015年までに年間生産能力を現在の1・5倍にあたる890万台に引き上げる。 燃費規制強化の広がりを背景に、ターボチャージャーの需要が世界的に急増すると判断したという。
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日本油機(相模原市中央区東淵野辺)が製造販売するプラスチックリサイクル装置「SRルーダー・バンビ」の累計販売台数が1000台を突破した。 同製品は、プラスチックを成形する際に生じる、廃材や余剰材を「再生ペレット」として、再資源化できる装置。工場内に置けば、そのまま使える原料に再生できるのが特徴だ
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相模原市中央区にある精密板金試作業、ユウキ工業の北澤芳恵さんは、社長業と子育てを両立させるため、日々奮闘している。製造業では珍しい女性経営者として経営の最前線に立つ一方、小学6年生の長男と保育園に通う長女の母親でもある。北澤さんが父・結城昌臣さん(69)から経営を受け継いで9年。産業空洞化などで、
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示せ!町工場の技術力―。市内の中小製造業などが技術力の誇りをかけて製作したこまを競い合う「全日本製造業コマ大戦」の相模原場所が開かれることが分かった。モノづくり産業を盛り上げようと、全国的に行われているコマ大戦の市内開催は初めて。10月下旬に相模原補給廠で開催予定の「潤水都市さがみはらフェスタ」で
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田辺塗料(相模原市中央区相生)は、「塗装コンサルティング事業」を本格展開する。 戸建て住宅や工場などで、塗装工事に入る前に、同社スタッフが現場に足を運び原状を把握。施工主の要望を聞きながら、最適な塗料や塗装方法などを提案していく。創業以来、塗料で40年以上培ってきたノウハウがあることから同事業が
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東洋製作所は、東洋熱工業(東京都中央区)と共同で、データセンター用の小型・軽量冷却ユニット「グリーンアイル」を開発した。 天吊型の高効率本冷却ユニットを利用することなどで、従来の床吹き出し型空調システムに比べて約34%の大幅な省エネを実現した。8月1日から販売を開始する。 新製品は、情報通信技
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相陽建設(相模原市緑区西橋本)は、セカンドライフを始める世代をターゲットにしたガレージや物置小屋の本格販売を始めた。競合に対して「生活を楽しむ空間」をコンセプトにしたデザインと工法で差別化を図った。年間成約10件を目標に、バイクや車の販売店と連携するなど販路を拡大していく。(松山 祐介) 「Kam