製造業・中小企業
-
日本油機(相模原市中央区東淵野辺)が製造販売するプラスチックリサイクル装置「SRルーダー・バンビ」の累計販売台数が1000台を突破した。 同製品は、プラスチックを成形する際に生じる、廃材や余剰材を「再生ペレット」として、再資源化できる装置。工場内に置けば、そのまま使える原料に再生できるのが特徴だ
-
相模原市中央区にある精密板金試作業、ユウキ工業の北澤芳恵さんは、社長業と子育てを両立させるため、日々奮闘している。製造業では珍しい女性経営者として経営の最前線に立つ一方、小学6年生の長男と保育園に通う長女の母親でもある。北澤さんが父・結城昌臣さん(69)から経営を受け継いで9年。産業空洞化などで、
-
示せ!町工場の技術力―。市内の中小製造業などが技術力の誇りをかけて製作したこまを競い合う「全日本製造業コマ大戦」の相模原場所が開かれることが分かった。モノづくり産業を盛り上げようと、全国的に行われているコマ大戦の市内開催は初めて。10月下旬に相模原補給廠で開催予定の「潤水都市さがみはらフェスタ」で
-
田辺塗料(相模原市中央区相生)は、「塗装コンサルティング事業」を本格展開する。 戸建て住宅や工場などで、塗装工事に入る前に、同社スタッフが現場に足を運び原状を把握。施工主の要望を聞きながら、最適な塗料や塗装方法などを提案していく。創業以来、塗料で40年以上培ってきたノウハウがあることから同事業が
-
東洋製作所は、東洋熱工業(東京都中央区)と共同で、データセンター用の小型・軽量冷却ユニット「グリーンアイル」を開発した。 天吊型の高効率本冷却ユニットを利用することなどで、従来の床吹き出し型空調システムに比べて約34%の大幅な省エネを実現した。8月1日から販売を開始する。 新製品は、情報通信技
-
相陽建設(相模原市緑区西橋本)は、セカンドライフを始める世代をターゲットにしたガレージや物置小屋の本格販売を始めた。競合に対して「生活を楽しむ空間」をコンセプトにしたデザインと工法で差別化を図った。年間成約10件を目標に、バイクや車の販売店と連携するなど販路を拡大していく。(松山 祐介) 「Kam
-
相模原市南区に開発製造拠点を持つニコン・精機カンパニーは、450ミリメートルウエハーによる半導体デバイスの実用化を目指す国際コンソーシアム「G450C」から、450ミリメートルウエハー対応ArF(フッ化アルゴン)液浸露光装置を受注したと発表した。 受注額は明らかにしていないが、300億~400億
-
プレス機械大手のアイダエンジニアリング(相模原市緑区)は、このほど開いた定時株主総会での承認を受け、同社株式等への大規模買付行為への防衛策を継続した。 内容などに変化はない。同社は敵対的な株主リスクに対応するため2007年6月に買収防衛策を初導入。10年6月に一部内容を改定したが、その有効期限が
-
「強い町工場」をつくる秘訣とは―。創業以来、平均売上高経常利益率35%超を維持する〝驚異の町工場〟エーワン精密(東京都府中市)梅原勝彦・取締役相談役の講演会が9月12日、横浜市中区で開かれる。 リーマン・ショックや東日本大震災、円高などにも左右されず、高い利益率を生み出す「梅原流経営術」について
-
相模原市中央区に事業所を持つ昭和電線ケーブルシステムは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、川崎市)の委託を受けて、国際超電導産業技術研究センター(ISTEC、東京都江東区)共同開発してきた先進型イットリウム系線材の長尺製造に成功したと発表した。 イットリウム系超電導体の中