製造業・中小企業
-
相模原市南区に開発製造拠点を持つニコン・精機カンパニーは、450ミリメートルウエハーによる半導体デバイスの実用化を目指す国際コンソーシアム「G450C」から、450ミリメートルウエハー対応ArF(フッ化アルゴン)液浸露光装置を受注したと発表した。 受注額は明らかにしていないが、300億~400億
-
プレス機械大手のアイダエンジニアリング(相模原市緑区)は、このほど開いた定時株主総会での承認を受け、同社株式等への大規模買付行為への防衛策を継続した。 内容などに変化はない。同社は敵対的な株主リスクに対応するため2007年6月に買収防衛策を初導入。10年6月に一部内容を改定したが、その有効期限が
-
「強い町工場」をつくる秘訣とは―。創業以来、平均売上高経常利益率35%超を維持する〝驚異の町工場〟エーワン精密(東京都府中市)梅原勝彦・取締役相談役の講演会が9月12日、横浜市中区で開かれる。 リーマン・ショックや東日本大震災、円高などにも左右されず、高い利益率を生み出す「梅原流経営術」について
-
相模原市中央区に事業所を持つ昭和電線ケーブルシステムは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO、川崎市)の委託を受けて、国際超電導産業技術研究センター(ISTEC、東京都江東区)共同開発してきた先進型イットリウム系線材の長尺製造に成功したと発表した。 イットリウム系超電導体の中
-
中小企業の実際は―。 就職活動を控えた大学生らを対象に、中小企業で働く魅力を知ってもらおうと、地元経営者らで構成される、相模原市青年工業経営研究会が13日、「モノづくり体感バスツアー」を開いた。 学生と同会所属の経営者らが、それぞれ約30人ずつ計60人が参加した。一行は、ヘアゴムを製造販売する
-
環境装置メーカーの永進テクノ(相模原市緑区下九沢)は、大阪府内に研究開発(R&D)センターを新設する。主力製品の浮上油・スラッジ回収装置「エコイット」の設計などを手掛ける。8月には営業機能も持たせ、西日本エリアで、自動車業界を中心とした新規顧客の開拓を進めていく。相模原以外に拠点を置くのは、同社に
-
ネットワークカメラを販売するプーズネット(相模原市中央区千代田)は、オーダーメード販売を強化する。大手や中小も参入する拡大市場で、規模を追わず、技術に特化することで商機を見出した。現在、半年間で平均10件程度の受注があるが、同社ホームページを更新するなどして販売体制を構築。 今年度中に昨年度実績
-
向洋技研(相模原市中央区田名)は、鉄やアルミニウムなどの素材を瞬時にスポット溶接できる「高速溶接技術」を標準搭載したテーブルスポット溶接機の出荷を始める。鉄なら平均してわずか0・01秒で溶接できるという。今後は同装置を新規取引先に提案するほか、既存ユーザーには従来機を下取りし、新装置の導入も促して
-
相模原市中央区清新のプリント基板メーカー、TSSが商品化している3次元(3D)看板が好調だ。 直販がメーンだが、昨年1月の販売以降、展示会のブースなどに使いたいと、50件以上の受注があったという。 商品名は「3Dサインボード」。発光ダイオード(LED)を採用している。刻まれた文字が裸眼で立体的
-
製造業を元気に―。町工場が自社の技術力をかけて製作したこまで競う「全日本製造業コマ大戦・県別対抗団体戦」の県予選大会が6月15日、海老名商工会議所(海老名市上郷)で開かれた。相模原から唯一の出場となった大塚鉄工所(緑区橋本台)は4勝5敗の同率7位だったが、補欠で本大会出場の可能性を残した。 コマ