製造業・中小企業
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精光技研(相模原市中央区上溝)は、病院の眼底検査で採用されている検査装置の技術を応用し、産業用の測定センサーを開発した。同社初の自社製品という。光を透すことで、素材の「深さ」や「厚み」が非接触で一瞬にして分かる装置で、千葉大学・椎名達雄研究室との共同開発。光が透る物質なら何でも測定できるという。樹
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吹き付けるだけで伝線防止―。大和市柳橋に事業本部があるハートオブキング社(大黒誠司社長)は、ストッキングやタイツのほころびを防ぐスプレー型合成繊維補強剤を商品化した。 合成樹脂原料などの製造販売「サンクリエール」(東京都中央区)と共同で事業展開し、3月から本格販売を始めた。年間100万本の販売を
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山田工業(大和市柳橋)は、小量の水流で発電できる「マイクロ水力発電装置」を開発した。流水があればどこでも発電が可能で、太陽光発電などに比べ、天候の影響が少なく安定して電気を供給できるという。「地域電力の地産地消も期待できる」としており、実証実験を始めた。今夏の商品化を目指す。 (松山祐介、関連記事
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音響機器メーカー、MEMOテクノスは、文章(テキストデータ)を、人の声に限りなく近づけた高性能「音声合成」で読み上げる自動アナウンスシステムを製品化した。 パソコンで作成した文章を、通信ネットワークを経由し、本体装置に送信すると、リアルタイムで自動放送する。高性能の音声合成を搭載したシステムは業
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関係者によると、建築工事業の加藤組鉄工所(横浜市西区)が、6月末までに主力拠点の一つ、大和工場(大和市下鶴間)を閉鎖することが分かった。拠点再編による事業の効率化が狙いとみられ、厚木工場(綾瀬市吉岡東)に集約する。大和工場は開設から半世紀以上にわたり稼働してきた。閉鎖後の跡地にはマンション建設が計
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1級板金技能士工場の辰巳鍜工(相模原市南区上鶴間)は、ウオータージェット加工事業を拡充する。今月中にも最新鋭の「マイクロ・ウォータージェット加工機」を新規導入。ウオータージェットによる超高精度加工を実現させるという。(千葉 龍太) 辰巳鍜工は、精密板金やシム・ライナー加工なども手掛ける。角田茂社
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建物の補修・再生(=リペア)サービスを展開するリペアワークス(相模原市中央区相模原)は、加盟店の売り上げを保証するフランチャイズ(FC)事業を立ち上げた。全国のリペア市場を掘り起こす狙い。県内の業界では初の試みという。当面は首都圏のみでの加盟店募集だが、3年以内に全国に広げ、同事業を経営の軸にして
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コネクター製造のクエイザーテクノロジー(大和市中央)は、すべての2次元(2D)映像を3次元(3D)映像に変える反射鏡を開発、「doremo3D」と名付け販売を始めた。新規事業の一環という。 完全裸眼で従来のように3Dカメラなどは一切不要。これまで撮った写真やビデオ、ゲームの画像を簡単に3次元化す
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フェイス(相模原市南区大野台)が、インターネットを使ったユニークな販売戦略に乗り出している。同社は、電子機器製造受託サービス(EMS)を主力する企業。国内製造業の市場規模が縮小傾向にあるなか、限られた営業人員でいかに新規受注につなげるか。知恵を絞っている。(千葉 龍太) フェイスが新たに開設した
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相模原市に工場を持つ日本山村硝子は、主力のガラスびん事業の収益改善を図るため、大阪工場(大阪府高槻市)を14年3月末までに閉鎖し、東京工場(相模原市緑区大山)を始めとする国内3工場にガラスびんの生産と人員を振り分けると発表した。 併せて、全社で約100名程度の希望退職を実施。役員報酬のカットを含