製造業・中小企業

  • ユタカ精工、気象観測装置の部品製造に着手/小型風力計の基幹部品生産

    切削加工のユタカ精工(相模原市中央区田名)は、気象観測装置の部品製作に乗り出した。昨年11月に同分野で関連装置を手掛ける都内メーカーから新規受注したのがきっかけという。工場ではすでに、小型風速計の基幹部品などの加工・生産体制を整えた。 豊岡淳社長は「いずれは気象装置の部品加工から組み立て作業まで担い

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    アイスリー、無電力自動オープナー開発/「ぜんまい」の作用を応用

    アイスリー(相模原市南区南台)は、電気を使わず、指先でわずかに押すだけで、重い物が入った引き出しが自動的に開く技術を開発した。システムキッチンや冷蔵庫、家具などで、引き出しの開閉をアシストする。「ぜんまい」の作用を応用した。今後は製品のユニバーサルデザインを考える各種メーカーに、同技術の採用を提案し

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    リガルジョイントのオゾン生成装置、採用メーカー相次ぐ/飲料メーカーなど

    リガルジョイント(相模原市南区大野台)が製造販売する「熟成オゾン水生成システム」を採用する飲料メーカーが増えている。除菌効果と安全性が評価され、昨年11月~12月には商社を通じて2台を納入。いずれも、製造工場で、飲料を充填する前のペットボトルの除菌・洗浄に利用されているという。 オゾン水は薬品を使わ

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    医研工業が自社製品のオリジナル枕の販売強化/就寝中に首と肩位置を自動調整

    医研工業(相模原市緑区鳥屋)は自社開発したオリジナルの枕「メカピロ」の販売を強化する。2013年度の販売目標を前年度の約2倍にあたる1000個に引き上げる考えだ。(千葉 龍太) 同社は医療用の縫合針などを製造販売する企業。数年前に本格的な自社ブランド事業としてオリジナル枕を開発し、販売している。 同

  • ソーアップの「サポートクッション」累計販売数10万個に/開発前のニーズ調査奏功

    ソーアップ(相模原市南区大野台)の自動車シート用「サポートクッション」の販売数が累計10万個を突破した。 乗用車やトラックの運転中にドライバーに対する腰への負担を軽減するためのサポート用品で、2001年に自社ブランド商品として発売した。発売以降も改良を重ね、現在のシリーズは3世代目あたる。参考価格は

  • 「ベンチャーEMS」を展開へ/ボード・プランニングなど4社が業務提携

    大手と比べ、営業人員の少ない中小企業が手を組んで受注獲得につなげようと、相模原市緑区のボード・プランニング(大谷保憲社長)が都内のベンチャー企業3社と業務提携した。いずれも電機業界などを取引先とする。互いの事業領域にない部分や得意分野を補完しあい、連携して受注を請け負っていく。「ベンチャーEMS(電

  • 早川銘板が本社工場を増強/「エッチング処理」の生産性向上へ

    早川銘板製作所はこのほど、相模原市中央区田名にある本社工場を増強した。数千万円を投じ、工場の排水処理システムを導入。「エッチング」などの銘板製作では、水の使用が欠かせない。工場では排水処理が不可欠となるが、従来装置だと時間を要しており、生産効率にも響いていた。新装置を導入したことで、処理時間が大幅に

  • 相模原、横浜、藤沢の中小企業が「笑う会社の創り方研究会」/脱下請け目指し始動

    相模原や藤沢の中小企業が中心となり〝脱下請け〟を目指して、売れる商品づくりや経営システムなどを研究する組織が2月下旬に結成される。その名も「笑う会社の創り方研究会」。下請けからメーカーへと脱皮した中小企業の事例を検証しながら、自社の経営に役立てるという。(千葉 龍太) 参加するのは、相模原市南区大野

  • 日本テレニクス

    日本テレニクス、断熱塗料柱の環境事業育成へ/電子部品製造は別会社に移管

     日本テレニクス(相模原市緑区下九沢、長友英治社長)は、節電効果が得られる高機能の断熱塗料を柱とした環境事業を育成する。創業以来、手掛けている情報機器用トランスなどの電子部品の製造販売事業を、長友社長がオーナーを務める別会社・高千穂電気(東京都世田谷区)に移管。今後の市場拡大をにらみ、テレニクスは今

  • 三菱ふそう、12年の国内販売は増加  トラックなど需要増

     相模原市内に営業拠点がある三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区)は2012年の国内販売台数が、前年比30%増の3万4970台になったと発表した。東日本大震災の復興需要を背景に、トラック販売が伸びたとしている。 世界販売台数も同18%増の17万3971台。3年連続でプラスとなった。東南アジアでの伸び