地域の話題
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相模原市は、東京家政学院大や横浜銀行と連携し、市職員と民間企業社員らが米陸軍相模総合補給廠の一部返還地の開発について考える「公民連携イノベーション」に取り組んできた。1月30日、市立産業会館で検討結果を発表し、来場者と意見を交換する「ダイアログ(対話)」を実施。市は提案を今後の検討や計画策定の参考資
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相模原市中央区水郷田名の春の風物詩「泳げ鯉のぼり相模川」が2019年で終了となり、32年の歴史に幕を閉じた。20(令和2)年以降は開催しないことが、8日の実行委員会で決まった。「資機材の老朽化」「河川敷の毛状の経年変化に伴い同じ場所での運営が難しくなってきたこと」「担い手不足」など課題を踏まえて、1
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産業廃棄物の埋設や土地評価の不正操作などの問題が相次いで発覚している相模原市南区の土地区画整理事業「麻溝台・新磯野(A&A)第1整備地区」を巡って、市は13日の市議会全員協議会で市の検証結果を公表した。不正操作については「市職員が受注業者に指示をしていた」ことが明らかになった。このほかにも、落札業者
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昨年10月の台風19号災害で影響を受けた神奈川県や相模原市、山梨県、東京都などは1月30日、国土交通省やJR東日本、中日本高速道路と共に「東京~山梨・長野 交通強靭化プロジェクト」を立ち上げ、都内で第1回会合を開いた。国と都県市、管理者が課題を共有し、連携・協力や強靱化に向けた取り組みの基本方針をま
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相模原・厚木・座間・海老名の4市と愛川町、清川村の首長らが相模川流域の共通課題について話し合う「県央相模川サミット」(会長=小林常良・厚木市長)は、5日に同町役場(角田)で会合を開いた。昨年の台風19号を踏まえた水害対策に係る要望事項をまとめ、オブザーバーとして出席した浅羽義里・神奈川県副知事に提出
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郷土史研究家の涌田佑さん(91)=相模原市南区相武台=はこのほど、新戸出身のプロレタリア(労働階級)詩人・石井秀(1907〜1987)の生涯とその時代背景などに迫る講話を相武台公民館(同区新磯野4)で行った。資料の収集と関係者への取材などで調べ、手書きで作成したパネルや写真、書を130点以上展示した
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新春恒例の相模原市消防出初め式が12日、中央区弥栄の淵野辺公園隣接地で行われた。市消防職員や消防団員など652人が参加し、消防車両約50台のパレードや「消防八木節」などの演技で市民へ防火・防災を呼びかけた。 本村賢太郎市長はあいさつの冒頭で、昨年10月の台風19号で2次被害の危険性がある中、過酷な現
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「人里に出てくるサルはせん滅するべき」と力強い声が会場に響いた。県は1月25日、相模原市緑区与瀬の県立相模湖交流センターで第4次県ニホンザル管理計画について説明会を開いた。相模湖や藤野など旧津久井4町の住民ら約30人が参加し、意見交換では計画の不明瞭さや対策の不足に不満の声が相次いだ。 千木良に住
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産業廃棄物の埋設や土地評価の不正操作などの問題が相次いで発覚している相模原市南区の土地区画整理事業「麻溝台・新磯野(A&A)第1整備地区」を巡り、市の第三者委員会(委員長・坂本正之弁護士)が9日に発足した。 第三者委は、県弁護士会から推薦された弁護士3人で構成し、事業の政策決定の過程や市の運営上の問
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青根まで届け、中央地区の歌声―。昨年10月の台風19号を経験した子供たちを励まそうと、相模原市の中央地区で開かれている音楽祭「もみの木コンサート」を撮影したビデオが8日、市立青根小学校に贈られた。 贈呈したのは、中央地区青少年健全育成協議会(中央地区健全協)や中央地区自治会連合会などで構成している同