地域の話題
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県や33市町村などで構成するリニア中央新幹線建設促進県期成同盟会(会長・黒岩祐治知事)の総会が7月22日、横浜市内で開かれ、全線の早期整備に向けた具体策の検討といった国やJR東海などへ求める決議を含む5議案を全会一致で採決した。川崎市内では大深度地下シールドトンネルの掘削、相模原市内では山岳部トンネ
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県内最多の7つ(ダム協会調べ)のダムを有する相模原市で新しい名物づくり―。同市内とダム周辺の飲食店にダムカレーを考案してもらい、中央新幹線(リニア)開通後の経済効果に拍車をかけようと、この夏から「ダムカレー世界選手権」を開催している。投票期間をきょうから31日までとし、SNS(インスタグラム、X)で
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相模原名物に新たな仲間加わる?―。創業180年を迎えた久保田酒造(相模原市緑区根小屋)は、常温で熟成させた酒かす「熟成粕(じゅくせいかす)」を原材料に使ったアイスクリーム「熟成粕ジェラート」を6月26日から販売を始めた。同社が手掛ける日本酒「相模灘」の酒かすを使用。芳醇な香りと滑らかな口当たりで、酒
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大和、海老名、座間、綾瀬の4市は1日、大和市役所(下鶴間1)で県央東部消防通信指令事務協議会協議書の調印式を開いた。2015年4月から3市(海老名・座間・綾瀬)で運用している同業務について、26年10月から4市での共同運用に向けて具体的な協議を進める。整備費・維持経費などの削減を図るほか、災害情報を
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宇宙をはじめとするさまざまな科学分野を通して、青少年の好奇心や探求心を育てることを目的とした日本宇宙少年団(YAC)相模原(さがみはら)分団は、ボランティア指導者「リーダー」となる人材を求めている。分団長の奥村光弘さん(中央区星ケ丘)は「元団員や、地元企業で働く技術者、研究者などがリーダーになってく
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相模原市と座間市を管轄する横浜地方裁判所(地裁)相模原支部(相模原市中央区富士見6)での合議制裁判と労働審判の実施を目指す、両市市長や県弁護士会、地域団体など計47団体で構成する協議会のシンポジウムが4日、座間市のハーモニーホール座間で開かれた。行政、経済団体、士業、地域住民など、それぞれの立場で合
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相模原市緑区は6月21日、区内の市立勤労者総合福祉センター(サン・エールさがみはら)で、次世代を担う若者の柔軟な発想や視点を緑区の魅力発信事業などに生かそうと、初めて「緑区高校生区民会議」を開いた。区の「魅力・良いところ」「魅力発信の手法」のほか、「区がどうであれば住み続けるか、どうなれば住みたいか
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東京都は6月17日、2025年11月に定期借地権が終了する南大沢駅北側都有地(約4万7538平方㍍)を活用する事業予定者を「三井不動産」に決定した。26年以降も三井アウトレットパーク多摩南大沢が継続する見通しとなった。今年度内に基本協定を締結し、25年度に定期借地権設定契約の締結、建築工事に着手した
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リニア中央新幹線の建設を推進する沿線自治体で構成する「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」の総会が7日、東京都内のホテルで行われ、JR側に開業時期の明示を求めることなど8項目を決議した。終了後、知事らは首相官邸で岸田文雄首相と会談し、早期全線整備に向けた国の協力を仰いだ。【2024年6月20日号掲載
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県は横浜、川崎、相模原の3政令指定市が目指している「特別自治市(特別市)構想」について否定的な見解を示したパンフレットをこのほど作成した。表紙には「えっ!独立」と大きな見出しが躍り、3政令市が県から飛び出すようなイラストに「政令市は県から独立する法制度化を目指しています」と書かれ、「独立や分断をあお