地域の話題
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日相印刷(相模原市南区麻溝台)は10月15日、『仙客亭柏琳翻刻全集』を発刊した。仙客亭柏琳は江戸時代末期に相州磯部村に生きた農民戯作者。その作品三編が天保年間の1830年代に江戸で出版されたことは市史にも記載されているが、実際の作品は長い間埋もれたままで、出版に至る経緯も謎のままだった。今回の『全
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高速・観光専用のバスターミナルが10月9日、海老名市中央に開設される。海老名駅周辺の商業施設や圏央道、東名道に近い立地を生かし、地域の活性化を図る。高速バスは2017年度から乗り入れ予定。(芹澤 康成/2016年10月10日号掲載) 海老名商工会議所や商業施設、時間貸し駐車場運営会社、観光バス会
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相模原市緑区千木良の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した殺傷事件を受け、設置者の県は9月23日、施設を現在地で建て替えることを決めた。年度内に基本構想を策定。19年度をめどに建設工事に着手し、20年度の完成を予定している。 県が示した方向性によると、居住棟2棟と管理棟の全面を現
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大和市は9月20日、クライシスマッパーズ・ジャパンと「大和市での災害などにおける調査研究・支援活動に関する協定」を締結した。大規模災害時に「ドローン」(小型無人機)を活用することで、市内の被災状況を把握し支援活動につなげる。自治体としては全国初の試み。 同法人は、青山学院大学地球社会共生学部の古
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エフエムさがみ(相模原市中央区相模原)は9月16日、けやき会館(同区富士見)で「開局20周年記念の会」を開いた。放送エリアである相模原市の加山俊夫市長、町田市の石阪丈一市長、愛川町の小野沢豊町長をはじめ、地元選出の議員や関係者ら約200人が周年を祝った。 同局は1996年6月に設立し、試験放送を
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相模原市は9月21日、2009年に提案した「新しい交通システム導入基本計画案」を見直し、市民からの意見募集を開始した。相模大野駅から当麻駅を結ぶ既存の道路を最大限に活用する計画で、BRT(幹線快速バスシステム)や連接バスの導入を盛り込んだ。 (芹澤 康成/2016年10月1日号掲載) 計画案によ
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町田市は、国際版画美術館の北側に隣接する芹ヶ谷公園内(町田市原町田)に「国際工芸美術館」の建設を計画している。市が所蔵する国内有数のコレクションを展示し、年間10万人の来館者を目指す。 新たな美術館の延床面積は約3千平方メートルとなる見込み。ボヘミアンガラスや東南アジア陶磁など美術工芸部門の資料
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相模原青年会議所(JC)が主催するイベント「金の卵発掘プロジェクト・シビックプライド」が9月3日、橋本公園(相模原市緑区西橋本)で開催され、約1万2千人の市民が来場した。相模原の飲食ナンバー1を決定する「S―1グランプリ」が行われ、来場者の人気投票により、ちょい呑み相模原実行委員会の「さがみ焼きそ
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相模原市は9月4日、淵野辺公園(中央区弥栄)の隣接地で総合防災訓練を行った。4月に発生した熊本地震の被害や対応を踏まえ、110機関・団体から約2千人の参加者が防災・减災への意識を高めた。 今回の訓練は、午前10時、同市直下を震源域とするマグニチュード7クラスの地震が発生し、最大震度6強を観測した
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相模原市は8月31日、JR相模原駅と橋本両駅を軸に開発を進める「広域交流拠点整備計画」を市民のパブリックコメントを経て策定した。今後、事業を本格的に始動する。両駅の周辺地区を「首都圏南西部の持続的な成長の源泉」と位置づけ、「さがみはら新都心」として一体的に開発を進めていく。 計画には総事業費や具