地域の話題
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相模原市出身で、上溝南高校の教頭を務めた田口正男氏(現・東京農大客員研究員)は12日、横浜市保土ケ谷区の横浜国立大学で「里地里山保全と生物多様性―トンボの生態を中心に―」をテーマに講演。長年の調査結果をはじめて公表し、学生や団体関係者など約25人が聴講した。 調査は2014年までの約11年間、相
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相模原市は、空家対策特別措置法(空家法)が5月に施行されたのを受けて、空き家対策へ本格的に乗り出した。年度内の対策協議会を設置し、計画策定を目指す。 総務省の調査によると、同市で2008年から13年までに空き家率が0・2ポイント増加した。今後、高齢者世帯が増えると、住居が空き家となる可能性が高ま
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相模原市は4日、8月24日に発生した在日米陸軍・相模総合補給廠(相模原市中央区)内の倉庫爆発事故の調査状況について、米軍側から防衛省と外務省を通じて情報提供があったと発表した。火災原因の特定に至らないとしながら、犯罪やテロの可能性を否定した。 報告書によると、保管されていた酸素ボンベの中に、欠陥
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防衛庁は2日、相模原市に使用許可書を交付し、在日米軍相模総合補給廠(しょう)の日米共同使用区域約35ヘクタールの使用を許可した。同区域のうち10ヘクタールの土地で、市が計画するスポーツ・レクリエーション施設の整備工事に着手する。 (芹澤 康成/2015年12月10日号掲載) 同区域は、2014年
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相模原市はこのほど、市立産業会館(中央区中央)で技能功労者表彰式を開いた。34回目の今年度は46人が受賞し、累計1658人となった。 同表彰制度は、技能尊重の気風を醸成し、技能者の地位向上と技能の習得意欲の高揚を図ることが目的。優れた技能を持ち後進の育成などで、職種の発展に功績のあった者を称える
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女性の社会奉仕団体「国際ソロプチミスト相模」は11月11日、第23回チャリティーゴルフコンペ=写真=を大相模カントリークラブ(愛川町三増)で開催し、地域団体などへ寄付金を送った。 同団体は、相模原市内の女性経営者など19人が所属。女性の人権と地位向上を目指し、学校への寄付活動や献血、桜まつり出展
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大和市はこのほど、大木哲市長が市政運営の方向性などを説明する「市長が語る大和市」を、大和市保健福祉センター(大和市鶴間)で開いた。自治会関係者や市内で活動している団体の代表者など、約230人が参加した。 この催しは、市政運営の方針への理解を一層深めてもらうことを目的に、毎年開催しているもの。
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相模原間税会(鈴木泰生会長)主催による、税のポスターコンクールが11月6日相模女子大学で開かれ、同校学芸学部生活デザイン科1年の学生10人が作品の発表を行った=写真。 同会が続けている租税教育事業の一環で、7回目。この日は約30人が出席した。テーマは同会があらかじめ実施した租税に関する講義をもと
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日相印刷(相模原市南区麻溝台)はことしから、中学生向けに「実践的な職場体験」を導入した。学校紹介づくりを通して商業印刷のイロハを学ぶもの。4校からオファーがあり、手法が評判を呼んでいる。 狙いは3日間の仕事を通して、自分と向き合ってもらうこと。また、業界に関心を持つ若者を育成することで、将来の人
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相模原市議会議員の有志による「手話サークル」が発足し、10月に第1回の手話勉強会が相模原市役所(同市中央区中央)で開かれた。同市議会局によると、党や会派を超えて市議が自主的にサークルを発足するのは初めてという。 同サークルは、来年4月1日に県手話言語条例が施行されることを背景に、市議が率先して聴