地域の話題

  • 花束と上草柳の獅子舞に迎えられる新市長

    大和市、古谷田新市長が初登庁/市民や団体の意見反映へ

    4月23日に投開票された大和市長選で接戦を制し初当選を果たした古谷田力氏(54)は2日、新市長に正式に就任し、市役所に初めて登庁した。玄関前に集まった支援者や職員ら300人の拍手に迎えられ、「市民の声を市政にしっかりつなげ、実行するためには職員の力が必要。市民の幸せのために市の職員と一丸となってがん

  • 津久井の魅力を熱弁する黒岩知事

    津久井地区4商工会、魅力づくり考えるシンポ/バレエの聖地や国際保養地など意見

    津久井・城山・相模湖・藤野の4商工会からなる津久井地区商工会連絡協議会は、4月28日に相模原市津久井中央公民館(緑区中野)で、リニア中央新幹線の関東車両基地が建設されることが決まったことで大きく変化すると期待される「津久井地域」を考えるシンポジウムを開いた。国際保養地や咢堂桜の名所といった案に加え、

  • 津久井産の材料で作った薬膳茶=記者作成

    「地元産の材料で取り入れやすく」/青葉薬局(城山)と今井敦子さん、季節の薬膳茶教室開く

    春は新生活に自然と気持ちが引き締まる反面、花粉症や新しい環境への不安やストレスも多い時期となるはず。医食同源の考えに基づく「薬膳茶」は「季節の不調を和らげ、日常の食生活にも取り入れやすい」とウェルネス(より良く生きようとする生活スタイル)に関心が高い女性などから注目されている。【2023年4月25日

  • 今年度末で閉鎖する予定が決まっている市体育館弓道場=中央区富士見

    消滅の危機に晒された弓道文化/相模原市の行財政改革

    ビンッと震える弦と、トンと的に矢が当たる音―。市役所や裁判所などが並ぶ相模原市中心部の官庁街に静かな時が流れる場所がある。市体育館弓道場(中央区富士見1)だ。今年度末で同弓道場が廃止となる予定が決まり、利用する弓道家への影響に留まらず市内の弓道文化そのものの存続が危ぶまれている。市内の大学や高校など

  • 後援者らと万歳で当選を喜ぶ本村氏=本紙撮影

    2023相模原市長選、大差で再選の本村氏「2期目の改革進めたい」

    相模原市長選は9日に投開票が行われ、無所属で現職の本村賢太郎氏(52)が、19万6213票を獲得し、新人4人に大差で勝利した。現市政への評価、リニア中央新幹線の開発計画などが争点となった。(2023年4月13日号掲載) 開票日、本村氏の選挙事務所には大勢の支援者らが詰めかけた。午後8時、当選確実のテ

  • 後援者らと当選の喜びを共有する古谷田氏=本紙撮影

    大和市長選、古谷田氏が現職ら破る/3氏激戦を新人制す

     大和市長選は23日に投開票が行われ、元市議で新人の古谷田力氏(54)が、2万9288票を獲得し、元市議で新人の小田博士氏(48)=自民党推薦=と5選を目指した現職の大木哲氏(74)を抑えて初当選した。現市政の継続か刷新かが大きな争点となった。投票率は39・93%で、過去最低だった前回38・41%に

  • 今春で見納めとなる相模川(新戸・下磯部)のシバザクラ

    今春で見納めの相模川シバザクラ/高齢化進み管理2団体解散=相模原市南区

    4月上旬の某日、シバザクラが相模原市南区の相模川左岸の約1・4㌔に渡る土手、いわゆる「芝ざくらライン」で見ごろを迎えた。散策に訪れた人らの目を楽しませていたが、所々にススキやなどが生え、シバザクラの植生もまばらになっている。高齢化などを理由に新戸、下磯部の各管理団体が解散し、今年度冬頃をめどに原状回

  • 市弓道協会の関係者から指導を受けるマックスさん

    米国の企業経営者、相模原の武道環境を福利厚生に活用/スポーツツーリズム事業も検討へ

    米国カリフォルニア州で、無添加・天然素材のせっけん製造・販売を手掛けるマックスウェルズ・ソープ社が、相模原市緑区の城山地域を拠点としたスポーツツアーや社内福利厚生を兼ねた取り組みを検討している。同区を拠点に鍼灸師やコンディショニングトレーナーとして活動する岡川智行さんが、城山商工会などの協力を得て受

  • オンラインで会議に出席した小板橋副知事=県庁西庁舎(本紙記者撮影)

    富士山噴火、旧藤野・旧相模湖で避難対象5千人/溶岩流到達まで1週間以上

    神奈川、山梨、静岡の3県などで構成する富士山火山防災対策協議会は3月29日、大規模噴火による被害や影響が想定される地域の新たな避難計画をまとめた。現象の特性や火口からの距離を踏まえ、原則として事前の避難行動は行わない方針とした。相模原市では噴火口の位置や溶岩流が流下する向きによって緑区の一部に影響が

  • 宮ケ瀬湖近くの「囲み罠」設置者(農家)から説明を聞く参加者ら

    野生動物との共生考える体験会/宮ケ瀬湖で捕獲方法や肉皮の活用学ぶ

    獣害対策を通して人と野生鳥獣との「共生」を考える場を作ろうと活動する「野生動物との共生の会」は2月26日、宮ケ瀬湖畔の市立宮ケ瀬ふれあいの館(緑区鳥屋)で、野生動物を捕獲する方法を学び、肉と皮革の活用を体験するワークショップを開いた。【2023年3月10日号掲載】 YouTube動画→ https: