ロングインタビュー
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安藤経営労務管理事務所(相模原市中央区)の安藤悦郎所長(71)は32年間、論語の「和して同ぜず」という言葉を信条にして社会保険労務士の業務を続け、顧問契約先の事業主などから厚い信頼を寄せられている。その一方、公益財団法人相模原市勤労者福祉サービスセンター(愛称・あじさいメイツ)の理事長として、市内
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本紙既報のとおり、東京家政学院大学町田キャンパス(相原町)の学生が制作した映像作品「友だちのカタチ」が、7月に開催された仏・グルノーブル市主催の第39回屋外短編映画祭で上映され、好評を博したという。相模原市に隣接する同キャンパスでは、創立者大江スミが掲げた、国際的視野を持つ良き社会人・家庭人を育て
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全国どこでも「災害に強いまちづくり」は大きな課題。そのためには日ごろから市民の命と財産を守るための備えをしておくことが必要不可欠だ。9月4日に実施された相模原市総合防災訓練は、大地震が発生したときの迅速な対応に役立てるための訓練だが、市には年間を通じて災害防止と発生時の的確な対応を目標にして活動し
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相模原生まれで相模原育ち。寿司職人を志して東京で過ごした7年間の修業時代以外は、58歳の今までずっと故郷で暮らしている佐藤茂さん。33年続く藤寿司(中央区富士見)の創業者だ。「相模原の土地も人間も大好きだ」と活気あふれる声で愛着を語るが、それだからこその心配も隠さない。「ネタを仕入れる市場が寂しく
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8月5日から7日まで3日間開催された「第65回橋本七夕まつり」は、34万人の人出でにぎわった。もともとは戦後の復興を目指して橋本駅周辺の商店経営者らが始めた行事で、まちと商店街との強い結び付きを物語っている。リニア新幹線の駅設置が話題になっている橋本だが、住民とともにまちづくりの土台を担うのは、設
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市内初となる個展を開いた遠藤彰子さん(68)は、相模原市南区西大沼にアトリエを構え47年間、近年は500号~1500号の大作を中心に描く。安井賞や文部科学大臣賞などの栄誉ある賞を受賞したほか、2014年に女性美術家として初の紫綬褒章を受章。武蔵野美術大学油絵学科の教鞭を取り、明日の芸術界を支える若
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ことし6月末に津久井湖ゴルフ倶楽部の社長を勇退した渡邉孝さん(88)。特攻志願兵として18歳で終戦をむかえ、中学校教師から30代で事業を起こし、時代の流れを先取りして転業を積み重ね、事業家として歩んできた。この半生をつづった自叙伝『起ち上げる勇気・退く知恵』(文芸社)をこのほど上梓した。半世紀にわ
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ギオン(相模原市中央区南橋本)は今年度、創業50周年を記念するさまざまな行事を行う。物流を事業の柱とする同社は、相模原市を拠点に半世紀にわたり着実な歩みを続け、時代の流れを先取りして事業を拡大してきた。記念行事は地元への感謝の気持ちを形にするためのもので、地方自治体や学校などへの寄付を行うほか、取
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「私のことではなく、会社のことを書いてほしい。会社を発展させたいし、残したいというのが一番強い思いだから」鈴木栄一さん(鈴木農園社長)は開口一番こう語った。その言葉には、梅干し製造業で独自の生産、販売システムを構築し、現在も事業を拡大させつつある経営者にふさわしい熱気がこもる。ミカン農家だった生家
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植田憲司さん(63)はJR淵野辺駅北口の「肉のハッピー」の2代目。淵野辺で生まれ育ち、青年期には九州・博多で商売の実際を肌で覚えた。スーパーなどの市内進出後は、どう生き残るかに知恵をしぼり、悩んだ末の結論は「父の代からの正直な商売を続けてお客様に喜んでもらうこと」だった。今年4月に発足した、にこに