相模原JC、50周年式典盛大に/石原氏講演に1200人


「運動を進め感謝の気持ちを伝えたい」と話す佐藤理事長

「運動を進め感謝の気持ちを伝えたい」と話す佐藤理事長

 相模原青年会議所(相模原JC)の創立50周年記念講演・式典が6月25日、相模原市民会館(相模原市中央区中央)で開かれた。
 記念講演は「相模原から見る日本の道しるべ」と題し、元東京都知事で作家の石原慎太郎氏を招き、市民など約1200人が会場に詰めかけた。石原氏は講演で、「故郷を良くするには、一人ひとりが国やまちのことを我が事と考えて行動していくことが大切」と話した。
 式典には、関係する地元地域団体や学生、国会議員や県議、市議のほか、近隣JCやOBなど約400人が出席。黒川雅夫副知事や田所昌訓自治会連合会長、同JCの歴代理事長でもある杉岡芳樹商工会議所会頭らが祝辞を述べた。
 相模原JCは1965年9月に、当時の相模原ロータリークラブ(RC)の全面支援を受け、設立総会が行われた。翌66年4月に創立メンバー35人で、県内10番目のJCとして、日本青年会議所から正式に認証を受けている。現在の会員数は約170人。県内では横浜JCに次いで2番目の会員数を誇る。
 第50代の佐藤匠理事長は式典で、「50周年の節目にあたり、ご支援を頂いた関係諸団体の方々や、OBである先達への感謝の気持ちは、このまちのJC運動をさらに力強く進めることで、感謝の気持ちを伝えたい」とあいさつした。
 このほか、今後10年間の運動の方向性を定めた、「創立50周年代運動指針」の発表なども行われた。  (2015年7月10日号掲載)

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