全産業の景況感悪化、先行きは「横ばい」予測/日銀の6月県内短観


 日本銀行横浜支店が発表した2015年6月の県内企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、6月の全産業ベースで悪化し、前回調査から4ポイント下降のプラス8となった。県内経済で大きなウエートを占めるモノづくり産業のDIが大幅低下したことなどが要因。ただ、落ち込みは一時的とする見方もある。  (編集委員・千葉龍太/2015年8月1日号掲載)
 製造業のDIは、プラス4で、前回(3月)調査から10?も下がった。県内製造業は、設備投資が持ち直していることもあり、DIは回復する動きにあったものの、今回は一転。原材料高などがネックとなった。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。