町田市、医療と介護 情報交換/交流会に430人が出席


リハビリを紹介したパネルディスカッション

リハビリを紹介したパネルディスカッション

 町田市医療・介護事業所交流会がこのほど、同市原町田のホテルで開かれた。同市や相模原市に事業拠点を置く、医療・介護関連の団体・企業から約430人が参加した。
 市医師会の川村益彦会長(川村クリニック院長)はあいさつで「医療と介護が連携しなければならないが、現場レベルで実践する必要がある」と呼びかけた。
 今回の開催テーマは「顔の見える関係からその先へ」。医療や介護だけではなく、社会や経済の問題も絡めて情報を交換した。
 「在宅生活を支えるリハビリテーション(リハビリ)」と題したパネルディスカッションを実施。同市南第3高齢者支援センターの若杉正晃氏が座長を務め、4人のパネリストが現場で実践するリハビリを紹介した。
 若杉座長は「今後の高齢社会を支えていく上で、医療と介護の連携が必要。高齢者を単に介護の対象と見るのではなく、元気な高齢者が地域リハビリを支える」とまとめた。
 町田市では、行政と医療・介護が連携する「地域包括ケアシステム」を構築。同交流会は、医療と介護の関係者が同システムの普及・啓発を目的に活動している。 (2015年8月1日号掲載)

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