沖縄県人会、「沖縄喜劇の女王」公演/10周年で記念イベント


04-1men 相模原沖縄県人会はこのほど、相模原市立あじさい会館ホール(同市中央区富士見)で10周年記念イベントを開いた。市内外の沖縄県出身者らが詰めかけ、400席の会場は満席となった。
 イベントは2部構成。第1部では、桜美林大の学生によるエイサーや、沖縄空手の演武などが行われた。
 第2部は、「沖縄喜劇の女王」と呼ばれる仲田幸子氏主催の「劇団でいござ」が出演。歌あり、芝居あり、踊りありの喜劇を披露した。本州での公演は5年ぶりで、2000円の前売りチケットは完売。仲田氏が出演したお笑い寸劇では、会場は爆笑に包まれた。
 このイベントは、同県人会が10周年を迎えるにあたり、活動の集大成と今後の発展を願い企画した。
 同県人会は沖縄の方言で助け合いを意味する「ゆいまーる」を合言葉に、地域の清掃活動や地域イベントなどの社会貢献、会員の親睦などを行ってきた。
 現在の会員数は66人。入会資格は、相模原市近郊に在住する同県出身者、または沖縄に興味がある人。現在、会員を募集している。
 同県人会の宜志冨大会長は、「初めて大きなイベントを企画し、不安だったが、来場者には沖縄の文化や伝統を楽しんで貰えたと思う。成功できたことを誇りに思う。沖縄の魅力を市内全域に広げていきたい」と話していた。 (2015年8月1日号掲載)

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