相武国道、入江土木が優良下請けに/自転車道整備の品質確保


整備された国道16号の自転車専用レーン(相模原市中央区)

整備された国道16号の自転車専用レーン(相模原市中央区)

 国土交通省相武国道事務所はこのほど、八王子市大和田町の同事務所で26年度優良工事等事務所長表彰を行った。優良下請企業および優秀下請技術者に、入江土木(相模原市中央区小山)と同社の高木秀嗣氏が選ばれた。
 同表彰制度は、26年度に完成した工事29件、完了した業務50件から審査・選定し、表彰するもの。入札の総合評価方式などで、企業と技術者の技術力評価が優位になる。
 入江土木の高木さんが担当した工事は、同事務所が発注した「16号相模原市中央区清新自転車道整備工事」。
 施工が優秀で他社の模範となる下請企業として、品質の確保と向上に取り組んだ。
 同工事は、国道16号の相模原駅入口交差点から清新交差点までの約0・6キロメートルに、幅員3メートルの自転車専用レーンを整備。ことし1月に完成し、供用を開始した。
 自転車道は、既存の道路空間を再分配することで、上下線ごとに双方向で通行が可能な空間を確保。自転車と歩行者の動線を分離し、接触事故の低減を見込む。  (2015年8月10日号掲載)

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