相模原市中央区が、「全国シティデザインコンテスト」(主催・福井県坂井市)で大賞を受賞した。デザイン=写真=はネックストラップに使用される。
デザインのコンセプトは、人類の「夢」と「希望」を載せて、銀河のはるかかなたを進む「はやぶさ2」。中央区民のあふれる想いが軌跡として描かれる様子を、シンボルのサクラの花びらになぞらえた。
坂井市は受賞記念として、名産品・越前織で制作された実物100本を贈呈。利用方法は今後、庁内で検討して決定するという。
今回、初開催のコンテストは、坂井市がネックストラップに織り込みたい〝まちの魅力〟を伝えるデザインを募集。40都道府県から100自治体250作品の応募があり、10作品を大賞として選出した。
中央区地域振興課は、魅力発信やスキルアップの一環として参加した。同課は「今後もよい結果が得られるよう、機会を捉え取り組みを推進していく」とコメントしていた。
(2015年9月1日号掲載)