9月に「さがみはらロボット導入支援センター」が開設されるなど、相模原市内の製造業を支援する「さがみはら産業創造センター」(同市緑区西橋本)。その新社長に就任した橋元雅敏氏(55)に話を聞いた。
(聞き手・芹澤康成/2015年10月1日号掲載)
―就任から3カ月が経ったが
「SICはことしで17期を迎えた。入居率は常に95%以上を維持しており、順調に成長を続けている。関係機関やスタッフの並々ならぬ努力の賜物だ。関係機関や入居企業の意見を取り入れながら、SICを守らなければならないと考えている」
―相模原市への期待は
「指定都市になり、人口や企業数もますます増えている。グローバル的な潜在能力も秘めており、産業の活性化が期待できる。今後5年、10年はより大変な時代になっていくので、企業のニーズや、時代の変化に則した事業を積極的に取り入れていく」
―今後の抱負は
「社長として“みんなを幸せにする”というスローガンを掲げてやっていきたい。SICの入居企業やスタッフ、地域企業が幸せになり、その結果として相模原市を中心とした首都圏南西地域が活性化すれば最善だ。地道な努力を積み重ね、創意工夫を忘れず、自己研さんに励みたい」