神奈川県、日独ロボ工学で情報交換/介護分野へ人型導入も


独専門家を招いたワークショップ

独専門家を招いたワークショップ

 独バーデン・ビュルテンベルク州と姉妹都市を結ぶ県はこのほど、横浜市で「ヘルスケアワークショップ」を開いた。ロボット工学や生体組織工学など5分野の専門家が出席し、日独両国の情報を交換した。

 着用人型ロボットを研究するタミム・アスフォー博士は、自身が所長を務めるカールスルーエ技術研究所の研究について報告。研究開発を進める高性能人型ロボットの必要性を訴えた。

 同研究所が開発を進める「ARMAR―5」は、人型ロボットとしての機能ほか、ロボットスーツとしても利用できる。状況に合わせて、補助や介助をするなど多機能かつ多用途なロボットだという。
(2015年10月1日号掲載)

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