相模原市、高齢者の孤立し防止へ/牛乳配達で地域を見守り


市役所で行われた締結式の様子

市役所で行われた締結式の様子

 相模原市は高齢者の孤立死などを防ごうと、県牛乳流通改善協会と「地域の見守り活動に関する協定」を締結した。

 同市はこれまでに東京ガス会社や金融機関など、企業や団体と協定を結んでおり、7例目となった。

 協定の内容は、牛乳の配達員が高齢者宅へ配達などで訪問した際、「新聞や郵便物がたまっている」「何日も洗濯物が干しっぱなし」などの異変を察知した場合、市に通報するもの。

 人命救助等緊急の対応を要する状況では、警察や消防などに直接通報する。また、市が対象世帯の住人の安否を確認し、適切な措置を講じることも含まれる。   (2015年10月1日号掲載)

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