センチュリー相模大野、全客室を全面改装/ビジネス利用など期待


細工御中グレードの「プレミアム ツイン」

最高グレードの「プレミアム ツイン」

 小田急ホテルセンチュリー相模大野(相模原市南区相模大野)は全客室120室を改装し、9月18日にリニューアルオープンした。新グレードを設定し、年々増える女性客への対応と県央地区で高まるビジネス利用に応える。

 コンセプトの「+Resort(プラス・リゾート)」は、江ノ島や箱根など、リゾートをイメージする色調とアートワークでまとめた。じゅうたんや壁紙、家具などを一新し、「非日常のくつろぎ」を演出したという。

 女性の利用率が年間3割を超え、11階に専用の「レディースフロア」を新設した。専用の基礎化粧品や小柄なハンガーを備えるなど、女性向けに細かな気配りが散りばめられている。

 プレミアムツインルームやプレミアムダブルルームなど、よりグレードの高い客室を追加。それぞれの部屋に炭酸ガスを湯に溶け込ませた「炭酸泉」を導入した。

 14階は、アロママッサージを提供するサロン「アンピール」を新設した。ベッドを備えた個室を3室設け、プライベートな空間で施術できるよう配慮した。

 今回のリニューアルでは、全客室を禁煙とし、加湿空気清浄機を配置した。無料のインターネット接続にも対応する。
(芹澤 康成/2015年10月1日号掲載)

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