ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)は10月20日、相模原市中央区田名に新たな大型物流施設「ロジポート相模原2(仮称)」の建設を計画していると発表した。来春に着工し、2017年春の稼働を目指す。
建設地は、既存の施設「ロジポート相模原」の近隣に約2万2500平方メートルの土地を取得。また、建物の規模は延べ床約4万5500平方メートルで、4階建てを計画している。運用が開始されれば、ロジポートは市内で3カ所目となる。
同社は、広域交通網が集中し、大量消費が見込める首都圏を「戦略的物流拠点」と位置付けている。県内で新たに3施設のほか、埼玉県川越市や千葉県柏市など、圏央道や国道16号を意識したエリアを含め計6施設の開発を進めている。
同社の中嶋康雄CEOは「既存物件への投資のみに留まらない専門性の高い投資に積極的に取り組み、あらゆる物件タイプへの投資を行う」とし、さらに物流施設開発を進める方針を示した。
(2015年11月1日号掲載9