羽毛布団メーカーの東洋羽毛(相模原市中央区淵野辺)はこのほど、電位治療と温熱治療を組み合わせた家庭用医療機器を発売した。血行や新陳代謝を促すことで、体質の改善を図る。
発売した機器は「さわここ」。特徴は電位・温熱の治療を同時、または交互に繰り返し、疲労回復や不眠などの緩和に効果があるという。
薄型のマットはベッドや布団に敷いて使用する。
コアとなる治療機能は、都内の治療器メーカーが開発し、OEM供給(相手先ブランド名製造)を受けている。東洋羽毛が繊維製品の部分を製造し、治療機を組み込んで販売している。
サイズはシングル、シングルワイド、ワイドの3規格。家庭用コンセントで使用できる。
マットが汚れた場合、専用施設での洗浄を受け付ける。中綿に入り込んだ汚れやほこりを除去。生地部分を修繕するサービスにも対応する。
電気代は交互モードで12時間使用しても、1回あたり約9・3円。コントロラーの表示の明るさを自動で調節する機能を備え、省エネに配慮した。
(2015年11月1日号掲載)