相模原商工会議所は、個性的で魅力ある店舗を表彰する「相模原お店大賞」の受賞9店舗を決定した。「とんかつ割烹松村」(飲食部門)と「相模原菓子工房ら・ふらんす」(小売・サービス部門)が大賞に選ばれた。
1980年に開店した「とんかつ割烹松村」(南区大野台)は、ラードで揚げた衣が薄いトンカツに、半分のセロリを添えたのが特徴だ。市場で仕入れる新鮮な刺身も定評で、多彩な料理やこだわりの日本酒も提供する。
また、中央区横山台の「相模原菓子工房ら・ふらんす」は、市内の地名や行事の名前を付けた菓子が贈答品として人気があり、売り上げの4割を占めるという。20代女性は「季節ごとにおいしくて見た目もきれいなケーキが並ぶので楽しみ」と評価した。
飲食部門の準大賞は、中華料理の「餃子・王」(中央区淵野辺)と、ハンバーグ・ステーキレストランの「食育・体験レストラン栗の里相模原インター店」(緑区二本松)、すし店の「みゆき鮨」(南区新戸)が受賞した。
小売・サービス部門では、パン製造小売の「パン・ド・クルー」(中央区横山)と、同「プーランジュリ・アイミ」(南区古淵)、精肉店の「ミートショップ寿々木」(緑区橋本)、理容室の「BLUE NOTE(ブルー・ノート)」の4店が選ばれた。
(2015年11月10日号掲載)