地域の商店と協力して利用者にブリの解体ショーを―。包装梱包販売の三和紙業グループ会社・都MJCが運営するデイサービス施設「だんらんの家 南橋本」(相模原市中央区南橋本)で10月22日、ブリの解体ショーが行われた。
同施設では月2回、利用者向けのお楽しみイベントを実施。スタッフが近隣の料亭ふじ(中央区南橋本)と勝来軒(同)へ協力依頼して実現した。
包丁を握ったのは、増井努さん(料亭ふじ)と森山勝徳さん(勝来軒)。体長約70センチ・約7キロのブリを手際よく解体した。11人の利用者たちは、豪快な包丁さばきと丁寧な盛り付けに歓声を上げた。ショー後は、解体したブリの刺身に舌鼓をうった。同施設スタッフの山田美佳さんは「地域のつながりでショーが実現でき、感謝でいっぱい。おしいごはんが利用者の元気につながるので、今後もイベントを開いていきたい」と話していた。 (2015年11月10日号掲載)