東洋羽毛はこのほど、相模原市中央区淵野辺の本社工場で、地元の小学生を招いて工場見学会を開いた=写真。大野北小学校の3年生120人が、羽毛布団が作られる過程などを学んだ。
児童らは、社員の案内で製品の研究開発や、羽毛の洗浄・乾燥、布団の縫製など、同工場で扱う一連の作業を見学。各部署のスタッフに質問しながら、熱心にメモを取っていた。
質問では「危険なものが入ることって、何回くらいあるんですか」と子供ならではの鋭い疑問があり、担当した社員がヒヤリとする一幕もあった。
一方、羽毛を触れる体験では、積極的に手を伸ばし「ふわふわする」「あったかい」などと感想を話していた。
青木博昭工場長は「羽毛布団が住宅街の中で作られていることを知ってもらい、より身近に感じてもらいたい」と話していた。
(芹澤 康成/2015年11月20日号掲載)