JR相模原駅前の活気を取り戻そうと、歓楽街の一角に飲食店街「相模横丁」が2016年1月27日、中央区相模原2丁目にオープンする。
8つの専門店が入居し、仕事帰りの会社員を中心に幅広い客層の集客を狙う。
横丁を発案した内装設計・施工のPROUD商事(相模原市中央区富士見)の鈴木竜二社長は「若者や女性が気軽に立ち寄れる横丁にしたい」と意気込む。都内の西麻布や神宮前などで同様のプロデュース実績があり、相模原では初めての事業となる。
年間に5万件が新規出店し、5年以内に3万件が閉店するという飲食業界。こうした中、鈴木社長は横丁の低予算・低リスクなどに着目し、相模原の新名所にしようと企画した。
横丁は、閉店したパチンコ店のビル1階(約200平方メートル)を借りて改装した。
鈴木社長は「地域活性化のビジネスモデルとして成功させ、人と人が交流する場所にしたい」と話している。
(芹澤 康成/2015年12月1日号掲載)