協同病院、外来1500人を想定/職能大跡地で計画の新病院


 相模原協同病院(相模原市緑区橋本)は、職業能力開発総合大学校跡地(同区橋本台)を候補地とした移転を計画している。1日の外来規模は1500人を想定。診療科を従来の32科に加え、美容外科、神経内科、血液内科を新設する。

 新病院の病床数は、425人の入院患者を想定し、一般病床463床、感染病床6床、結核病床3床の計472床を計画している。現在より35床増加し、特に救急医療を中心とした高度・急性期医療の機能向上を目指す。

 手術室は9室(うち1室は外来手術室)。将来的に拡張できるよう、1室分の余剰スペースを確保する。

 規模は延べ床約4万平方メートルを想定。敷地は同大学跡地の西側約7万5千平方メートル。駐車場は職員用を含む約1300台分を見込んでいる。

 基本設計は、行政機関や関係団体との調整を進めながら、2016年6月をめどにまとめるという。実施設計と着工の時期は未定。 (2015年12月10日号掲載)

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