光明学園相模原高校(相模原市南区当麻)女子空手部2年の出町さくら選手(17)は10月、和歌山県で開かれた国民体育大会の少年女子個人組手で全国制覇を果たした。先月26日に開催された祝勝会で、「5年後の東京五輪で金メダルを取りたい」と意欲を見せた。
祝勝会は同高校が主催。出町選手が所属する空手部34人のほか、教職員やPTAらが参加。出町選手を祝福するとともに、今後の試合に向け健闘を誓った。
部の仲間と祝杯を交わした出町選手は「大好きな空手に打ち込めるのは、両親をはじめ先生や部員のおかげ。光明学園でインターハイ優勝することが目標。一からスタートという気持ちで、毎日練習に励みたい」と話し、参加者に感謝の言葉を贈った。
出町選手は12・13日の2日間で開催される全日本空手道選手権大会に、個人組手・団体組手の県代表として参加する。
(2015年12月10日号掲載)