中央区など、県内初 安全リーダー/児童38人を任命


ヘルメットを受け取る区内の児童

ヘルメットを受け取る区内の児童

 相模原市中央区と相模原警察署はこのほど、光が丘小学校で「中央区セーフティーリーダー任命式」を開いた。区内13校の児童38人がセーフティーリーダーに任命され、交通安全や犯罪防止の啓発活動などを行う。同様の取り組みは県内初という。

 対象は小学3年から5年までで、任期は設けない。中央区地域振興課の荒井哲也課長は「中学生や高校生、社会人になっても、地域の安全活動へ積極的に参加してもらいたい」と話す。

 佐藤浩三区長から手渡された赤いヘルメットは、区のマークと「中央区セーフティーリーダー」の文字を印字。自転車を運転する際にかぶり、地域や友人などへ安全を呼びかける。

 セーフティーリーダーは、安全教室への参加や、模範演技への協力などが主な活動。4月に開催される桜まつりのパレードに参加するほか、1日警察署長を務める予定。

 光が丘小学校4年の児童は「友達にも交通安全や防犯を呼びかける。街から事故や犯罪をなくしたい」と力強く話した。
(2016年1月1日号掲載)

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