小委員会で新特急案浮上、駅舎移転を検討/京王相模原線の橋本駅


03-1men 相模原市広域交流拠点整備計画検討委員会の橋本駅周辺地区小委員会(委員長・岸井隆幸日本大学理工学部教授)は7日、ソレイユさがみ(同市緑区橋本)で8回目の会合を開いた。京王相模原線(京王線)橋本駅の駅舎移転について検討案を示した。

 京王線の鉄道施設は構造的な制約で、新宿方面へ移設が困難。JR橋本駅南側に計画されている、広域交流ゾーンと複合都市機能ゾーンの間にホームを移設する案を検討している。

 乗り換え導線がリニア、京王線、JR線の直線上に配置される。「にぎわい交流軸」と一致することから、にぎわいの創出と利便性の向上を図れるとした。

 また委員からは、同じく委員の京王電鉄に対し、新特急車両を導入するよう検討を求めた。京王線は特急が2013年から復活し、準特急が15年に新設されたが、指定席を設けた車両はない。リニアやJR横浜線との連携を高め、遠距離からのビジネスや観光の利用を狙うという。
(2016年1月20日号掲載)

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