相模原市消防発表、火災件数が40件減少/住宅用報知器で早期発見


 相模原市消防局は、2015年の救急出動件数などをまとめた「火災・救急概要」を発表。火災が163件発生し、前年同期に比べると40件減少した。件数が大きく減少した原因は、放火(疑い含む)による火災が連続して発生しなかった。また、住宅用火災報知器の普及に伴い、早期発見により火災に至らずに済んだためと見ている。

 火災による死者数は6人で、前年と比べると3人増加した。火災の種別ごとに見るといずれも建物火災で、逃げ遅れにより3人が死亡。うち3人は65歳以上の高齢者だった。

 救急出動は3万3688件で前年同期と比べて481件減少した。また、搬送者数も3万0108人と、対前年比で677人減った。このうち約48・1%は、入院を必要としない軽症者だった。
(2016年1月20日号掲載)

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