相模原商工会議所は1月9日、小田急ホテルセンチュリー相模大野(相模原市南区相模大野)で新年賀詞交歓会を開催した。
加山俊夫市長をはじめ、地元選出の国会議員や県議、市議のほか、会員企業など330人が参加した。
あいさつに立った杉岡芳樹会頭(相模ガス社長)はまず、「中小企業の“稼ぐ力”の強化を目指し、きめ細かな支援体制を強化する」とした。
具体的には「小規模事業者の販路開拓や人材確保、資金繰りなどに取り組むほか、経済情勢に対応したセミナーの充実を図る」とした。
また広域交流拠点の形成に向け、「市の資源である“地盤が強い都市”を積極的にPRし、製造業をはじめ業務系企業の誘致や、建設工事などの市内企業への優先発注につながる取り組みを行い、産業振興につなげる」と方針を示した。
一方、今年でカナダのトロント市と友好都市締結25周年を迎えることにも言及。「経済交流訪加団を結成し、経済関係を強化しながら、市の国際化を図っていきたい」とした。
(2016年2月1日号掲載)