オーディオテクニカ、産学連携で新本社建設/早大と竹中工務店が設計


工夫をこらした新社屋(町田市成瀬)

工夫をこらした新社屋(町田市成瀬)

 音響機器大手のオーディオテクニカ(町田市成瀬)は1月12日、産学連携で新本社を完成させた。近隣環境に配慮した個性的なデザインの新社屋で、生産性の向上を目指す。

 設計は、早稲田大学の赤坂喜顕研究室と竹中工務店の産学連携。赤坂教授は2001年にも、同社の主要拠点の設計や監修に関わったという。

新社屋はJR横浜線の成瀬駅から徒歩で約15分。成瀬街道に面しており、成瀬事業所や特機工場、特機東京営業所など営業と生産の両拠点が集中するエリアでもある。

 敷地面積は約5327平方メートル。建物は延べ床約6838平方メートル、地上5階建て。

 同社は1965年に成瀬へ本社と工場を移転。増改築を繰り返したが、老朽化などのために現地で建て替えた。

 担当者は「新社屋で業務の効率化を図りたい。業績をアップし、地域経済にも貢献したい」と意気込む
 (芹澤 康成/2016年2月10日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。