経営者の平均年齢、「社長の高齢化」止まらず/県内企業 製造業は平均62歳


 県内企業の社長平均年齢は過去最高齢に―。帝国データバンク横浜支店の特別調査「県内企業の社長分析」によると、社長の平均年齢は59・9歳となり、5年連続で前年を上回った。調査開始以来で過去最高齢となった。1990年と比べると、社長平均年齢は6・4歳も進んでおり高齢化する傾向が浮き彫りになった。なかでも製造業の高齢化に歯止めがかからない。(編集委員・千葉龍太/2016年3月10日号掲載)

 県内企業の社長年齢は90年以来、一貫して上昇を続けているという。 業種別でみると、最も高齢なのが「製造業」の62・2歳。「卸売業」や「不動産業」も高かった。とくに不動産業は、80歳以上の社長比率が他業種に比べて高いとしている。

 調査は昨年末、帝国データバンクデータベース「COSMOS2」(約146万社収録)から県内企業分を抽出、分析した。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。