JR相模原駅前の中華料理店「敦煌酒楼」や、宅配事業「GOGO中華」などを運営するスリーエル(相模原市中央区相模原)は2月24日に経営計画発表会を開き、近隣に自社ビルを取得し、敦煌酒楼を移転、5月を目標にリニューアルオープンすると発表した。
同社が取得したのは、相模原駅前の夢大通り沿いの「メディカルステージ相模原」。旧コナカだった5階建てビルで、現在は2階に歯科医院が入居。昨年まで、スルガ銀行相模原支店の仮店舗が1階に入居していた。
1、3階はテナントに貸し出し、4、5階を新店舗とする。5階は調理スペースと個室などのテーブル席で、窓側にはカップル席なども設ける。
4階は宴会場スペースで、1部屋で最大80人規模の宴会に対応する。
移転オープンに伴い、店名を「敦煌酒楼」から「敦煌」に変更。「お洒落でモダンな中華名彩」をコンセプトに、高級志向へとシフトする。
同店は2000年オープン。現在の店舗ビルは賃貸で、宅配事業の好調などもあり、自社ビル取得を計画していた。
同社の李爽社長は「相模原駅前の再開発なども見据え、移転を計画した。相模原のまちを活性化させる拠点にしたい」と話していた。
(2016年3月10日号掲載)