「日本のモノづくりが支える鉄道産業」がこのほど、サン・エールさがみはら(相模原市緑区西橋本)で開かれた。首都圏南西地域産業活性化フォーラム(南西フォーラム)が主催し、鉄道産業に参入を考える企業・団体の経営者ら約150人が参加した。
日立製作所の鉄道事業の拠点・笠戸事業所(山口県下松市)の荒川賢一副所長が、同社鉄道事業の生産改革とグローバル戦略について説明した。
参入のきっかけは、取り引き先から「採算性が合わない」と言われた小規模案件に手を上げたこと。「他社が撤退した事業を受け継いだ。他社がやらないことをやることが必要」と話した。
(2016年3月10日号掲載)