京王電鉄、初の指定席列車を導入/着席乗車ニーズに対応


導入予定の新型車両「5000系」(イメージ)

導入予定の新型車両「5000系」(イメージ)

 京王電鉄(東京都多摩市)は3月16日、同社初の座席指定列車の運行を開始すると発表した。勤務先や出張先からの帰宅・帰社時に、「長距離だから、座って帰りたい」という需要に応える。2018年春にサービスを開始する見込み。(芹澤 康成/2016年3月20日号掲載)

 新型車両「5000系」は、通勤ラッシュなどピーク時を除く夜間の帰宅時間帯に、座席指定特急として運用活用する。新宿発の橋本・八王子方面行(下り線)のみで運行するという。

 座席は、2人がけの「クロスシート」から、対面式の「ロングシート」へ変換できる転換座席を採用する。

 同社は100億円を投じて、新型車両50両(10両5編成)を発注。JR東日本子会社の総合車両製作所(横浜市金沢区)が製造する。
(2016年3月20日号掲載)

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