県のインベスト神奈川、アップル新拠点/事業計画を承認


アップル社の新研究施設(イメージ)

アップル社の新研究施設(イメージ)

 県は3月25日、米アップルの関連会社「Apple Japan合同会社」(東京・六本木)がパナソニック綱島工場跡地に研究所を新設する事業計画などを含む、3社の事業計画を産業集積支援事業に承認した。「インベスト神奈川2ndステップ+(プラス)」の一環。

 県によると、同社は249億3400万円を投じて、横浜市港北区にアップルの国内初の技術開発拠点を建設するという。今年12月の操業開始を目指す。

 新施設「テクニカル・デベロップメント・センター」では、コンピューター関連機器の技術開発を行う予定。6種の技術系職種を募集し、うち5種がIC(集積回路)関連業務で専門的な技術を求めている。

 建物は一部鉄骨鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ床面積約2万5280平方メートル。敷地は、パナソニックと野村不動産が共同で開発する「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」の予定地内の約1万2500平方メートル。
(2016年4月1日号掲載

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