地元の映像作家が企画、相模原発の記録映画祭/4月29日、「杜のホール」で


実行委員会の能勢さん

実行委員会の能勢さん

 科学や自然、文化、地域など様々な8本の記録映画を上映する「第1回さがみ人間未来フェスティバル」が29日、杜のホールはしもと(相模原市緑区橋本)で行われる。

 主催は、同市を中心に活躍する20人の映像作家で構成された同フェス実行委員会で、記録映画祭は市内で初めてという。

 上映する映画は、渡り鳥を捕えて食する「カスミ網猟」を描いた『鳥の道を越えて』や、昭和57年に旧津久井郡藤野町で起きたギフチョウ発見による住民の変化を追った『ギフチョウと生きる郷』など8本。

 上映前には、各作品の監督やプロデューサーが解説を行う。能勢広さんは「見る機会の少ない貴重な映画を揃えた。こういうものが世に合ってよかったと思えるものばかりなので、未来に向けて前向きな気持ちになって欲しい」と参加を呼び掛けている。

 当日券のみ販売で大人500円、中学生以下無料。入退場自由。問い合わせは、能勢さん042・777・5557。
(2016年4月10日号掲載)

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