県は、分散型エネルギーシステム導入事業の公募を開始した。高いエネルギー効率と省エネ性能を持つ、ガスコージェネレーションシステムなどの導入拡大が目的。
要件は、分散型電源で生産される電気・熱を複数の建築物の間で共同利用する。ガスコージェネレーションシステムと燃料電池(熱電併給型)のいずれかを設置。熱導管、または電力自営管の設置が必要。
任意で設置する設備では、太陽光発電設備(自家消費に限る)や再生可能エネルギーや未利用エネルギーの利用設備、蓄熱設備など付帯設備も補助対象となる。
補助額は、設計・設備・工事のうち補助対象経費の3分の1以内。上限はそれぞれ3000万円までとなっている。
応募方法は、事業計画書や計画図などを作成し、27日午後5時までに県産業部エネルギー課の窓口へ直接持ち込む。
問い合わせは、同課045・210・4076まで。
(2016年4月10日号掲載)