相模原市は大規模災害に備え、物資の備蓄や受け入れを行う「救援物資集積・配送センター」をかんせいさせた。防災備蓄の充実のほか、市域が被災した際に生活必需品などの救援物資を受け入れることができ、円滑な物資の集積と配送が可能となる。(芹澤 康成/2016年4月10日号掲載)
センターの立地は、国道16号や国道129号へのアクセスしやすさを考慮して、中央区小町通の私有地を選んだ。2千平方メートルの敷地を確保し、約3億円を掛けて建設した。
大型トラックによる物資の搬入ができ、フォークリフトでの物資の移動が可能な物流センターのような構造とした。
平常時は、非常食や毛布などを備蓄し、有事に市街から救援物資を受け入れる。