高齢者が地域や学生と交流しながら暮らせる住宅「町田ヒルズハウス(仮称)」の建設が、町田市小山ケ丘で始まった。桜美林学園が100%出資する「ナルド」と、高齢者住宅を展開する「コミュニティネット」が共同で企画・運営する。来年3月の完成を目指す。
同施設は、高齢者や学生、家族が同じ敷地内で暮らす「多世代間交流のある住宅」が特徴で、東京都のモデル事業に選定された。事業費は約20億円で、国や都が約2億円を補助する。
桜美林学園が所有する広さ7266平方メートルの土地に、木造の建物6棟を建設する。うち2棟計60戸が24時間緊急対応できるサービス付き高齢者向け住宅「町田ヒルズハウス」となる。
(2016年5月10日号掲載)