日立製作所など開発、「エミリア」を三菱重工相模原に納入/CGSを最適に運転


 日立製作所(東京都千代田区など)は、エネルギー・設備情報を一元管理する統合マネジメントサービス「EMilia(エミリア)」を三菱重工相模原製作所(相模原中央区田名)に導入し、本格稼働を開始した。相模原製作所はガスエンジン・コージェネレーション・システム(CGS)を最適に運転し、エネルギーコストを5%削減できると試算している。
 「エミリア」は、ビルや工場のエネルギーマネジメントシステムの実績に加え、空調や蓄電池、産業機械などに関するノウハウを体形的に整備・融合させたクラウド型サービス。
 具体的には、同システムから提供される気象条件と過去の需要実績を照らし合わせて、翌日の熱と電力の需要予測を可能とした。CGSの最適な稼働計画を立案し、電力のピークシフトや排熱回収の効率向上に貢献するという。
(2016年5月10日号掲載)

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