相模原、相模女子大と農協が協定/市内農業の振興を担う


協定書に調印した風間学長(左)と中里代表理事組合長

協定書に調印した風間学長(左)と中里代表理事組合長

 相模女子大学(相模原市南区文京)と相模原市農業協同組合(JA)はこのほど、産学連携に関する協定を締結した。栄養士養成過程のある同大学が農畜産物の生産現場と協調し、市内農業の振興や地元食材を生かした製品の共同開発・販売を進める。

 大学は、栄養科学学部健康栄養学科が地元農産物を使った料理やレシピ開発に協力したほか、各種イベントに参加するなど長年にわたり協力関係を築いてきた。今回の協定締結で、地域社会の発展にさらに貢献することを目指す。

 JAは、大学側と意見交換を行いながら、新規就農を希望する学生へ就農支援を行う。学生研究の一環として、農畜産物・農産物加工品の開発・販売の支援などに取り組む予定だ。
(2016年5月10日号掲載)

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